RFC さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
良き旅行記
ポチってしまったので視聴開始。
原作未読です。
【作品概要】
最年少で魔女見習いに合格したイレイナ。
魔女の嬢ちゃんが旅をします。
【作品に対する感想】
最近週一回は「そう、私です♪」を聞かないと物足りなく
なってきているのは誰でしょう?
「そう、私です」(病気)orz
おお、絵がきれい。
美術班すげえ!
作品に一気に引き込まれました。
主人公イレイナはあくまで通りすがりの旅人で、
なるべく深入りしないスタイル。
1話、0.5話でコロコロシーンが変わるというのは
割と珍しいなと感じました。
割と美少女系の絵でありながら、物語はコメディからガチのホラーまで
振り幅が極端なのも特徴的です。
童話をアニメにしたらこうなった…といった印象です。
そして人と人のつながりも後々で明らかになったりと
なかなか楽しめましたね。
今期のダークホースでした。
ホント視聴してよかったです。
最終話の感じだと2期期待していいんですよね?
あれば必ず視聴しようと思います。
1)物語
1話1話は独立したものなんですけど、時々世代を超えた物語に
なっていたりでなかなか工夫されていると感じました。
{netabare}
ニケの冒険譚の最後で一般女性に戻ったニケ
ニケの冒険譚の最後の挿絵にフラン先生にそっくりな弟子
高い魔女の資質を持ったイレイナ
イレイナの旅のきっかけとなったニケの冒険譚
フラン先生にイレイナの師匠になるように頼んだイレイナの母
旅に反対しない+日記をつけるように言ったイレイナの母
・・・まあ、そういうことですよね。
{/netabare}
こういう作品見ると、影響されて旅行に行きたくなります。
(行く暇ありませんが)
(ついでにコロナで出歩けませんが)
たまにズドンと重い話もありますが、いいアクセントになってます。
こういう作風は割と希少なので、好感持てます。
4)音楽
OPリテラチュア…
最初の方で音がぶつって切れるのがが印象深いです。
歌の方は非常にか細く、好みではないんですけど…。
ED灰色のサーガ
異国情緒を感じるいい曲だと思いました。
曲が梶浦由記っぽいなと思いましたが、違いましたね。
5)キャラ
➀イレイナ
ちょっと鼻につく言動が多いですが、実力が伴っているので
まあ良しとしましょう。可愛いですし。
無駄なことには関わらないスタンスから合理主義なのかと思えば
そうでもなく、自分の直観に正直な子なんでしょうね。
俗世的だったり、割と自分本位だったり、
責任感じるところはちゃんとあったり、ある意味人間らしい娘。
➁サヤ
ユリ1号。
妹も含めて面白いですね。
この娘のテキトーなところ、ある意味見習いたいです。
6)印象深いシーン
{netabare}
➀挫折を知らない努力家の娘にあえて挫折を味わわせる親
ええ親やん。
➂孤独の王女
王女の不幸はとても悲しいものでしたが、
復讐に何の関係もない国民を巻き込んだ王女は
国王以上に酷い存在だったという…。
救われない話でした。
➃正直者の国
正直であることは美徳なんですけど、やり過ぎはまずいと。
童話にありそうな話ですね。
➄救いたかった友達
冒頭でお子様視聴注意とか注意書きが出てたので、
てっきりお色気系かと思ったら、ホラーでしたorz。
朝ごはん食べながら視聴してたら、出勤意欲が
一気に萎えました。これまでは「自分は旅人ですから」と
深入りすることがなかったイレイナですが、
さすがに受け止めざるを得なかったようです。
➅惚れ薬(細粒)
この作品はどうしてもユリ成分を多めに出したいようです。
サヤがやたら気絶に拘ってるのが面白かったです。
⑦旅々
EDのクレジットで本渡楓がずらーってのに噴きました。
山寺さん超えたんやないですか?(笑
ゲル状…完全にシュタインズ・ゲートやし。
{/netabare}