とろろ418 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
泥にまみれろよ
泥臭いのが最大の魅力ともいえる作品ですかね。
『バスケ漫画』と言うよりは、『バスケをしている高校生』の漫画と言った方がしっくりくると思います。
故にキャラに共感できるかが鍵で、物語自体の面白さを期待すると結構鬱憤が溜まるかと。
私は試合を楽しむことはできたけど、それ以外はって口でした。
あとは某バスケ漫画に似ているという部分をどう捉えるかですかね。
言うなればパーツに分解したものをそのまま組み直して使っている感じなので、
「あっ、このシーンは……」とか「このキャラはあのキャラベースであのキャラの要素を加えているな」とかが如実に見えることが多々あります。
パクリだなんだと騒ぎ立てる気はありませんが、どうしても集中力が殺がれてしまいますので、もう少しなんとかならなかったものだろうか。
以下は不満点まとめです。{netabare}
・車谷母
現時点では態々時間を割いて描写した意味をほぼほぼ成していません。
繋がりとしては空、鷹山、円の3人ですが、まともに機能しているのは鷹山だけ。
病気が回復してコーチになるなり、円がコーチの道を目指す形していれば話は別でしたが。
・円視点
正直最大の不満点です。
車谷母という繋がりがなくなってからは、ただの邪魔にしかなってません。
空がバスケを始めたきっかけの人とかだったらまだ分かりますが。
最早本筋と全く関係ないので、別作品でやってくれよと叫びたくなりました。
・進捗
いくらなんでも遅すぎるかと。
時代背景の影響がある某バスケ漫画ですら30話くらいでアクセル掛かってるのに、50話で未だスタートラインとは。
ここから突然フルスロットルになるのも不自然ですし、頑張ったけど結局予選敗退とかで幕を引くのだろうか。
などなど。
{/netabare}