ゲリオ さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
なんかよ~わからんかった…
1~2期は視聴済みだが、5年も昔のアニメだったので詳細な中身はほとんど覚えていない。
せっかくの完結編なのにチンプンカンプンであまり楽しめなかったわ!w
やっぱり間を開けすぎるのは良くないと改めて感じた。本作の場合は原作の都合上、仕方がなかったのかもしれないけど。
また、たとえ前作の内容を覚えているとしても理解できそうにないシナリオだったので、いずれにせよ長年の原作ファン向けのアニメだったと思う。自分のようなにわかは付いていけませんでした。
上記の理由でレビューするのも躊躇するところだが、せっかく最後まで完走したから短めに書き残したい。
まず、恋愛模様については一応決着を付けたのは良かったのではないだろうか。
どいつもこいつも面倒くさいキャラばかりで心理状態が不明確なところもあったけど。
本物?共依存?なんじゃそら厨二病か!って。
おそらく原作だと、もっと分かりやすく文章になっているのだろう。(俺はラノベ読まないから知らんが)そういった意味で、本作は最初からアニメ化に向いていなかったかもしれないことを3期まで見終わってから気づく。
アニメは表情とセリフだけでキャラの心情を表現することが求められるからね。
実は青春物のラノベってアニメにするのが難しいのかもしれない。
主人公やヒロイン含め、キャラ全員が回りくどい性格の中で、一番なんやこいつと思ったキャラは雪ノ下姉だろう。
最後まで何を考えてるのかさっぱりで高校生相手に意地悪してる腹黒ババアにしか映らなかったのは俺だけ?
オカンと一緒に学校に乗り込んで学校行事に口出してきたときは何事かと。こんな面倒くさい親族いたら別の意味で病むわ…w
あと、高校生男子に耳打ちで嫌味ったらしいこと言うのも大人げない。
ちゃんとキャラの心理が分かってるファンからしたら一連の言動がメイン2人(あるいは3人?)のことを考えて助言してることに気づけたかもしれないけど、悪いけど大半の視聴者はそこまで理解が及ばず、ただただ邪悪なキャラにしか映らなかったのではないだろうか。
というわけで理解が及ばなかったアニメを長々書いても仕方ないのでこれくらいで。
なにはともあれアニメ化しても完結までやらない作品が多々ある中、7年がかりでフィナーレを迎えられたことは幸せな作品だったと思う。
ファンも多い作品なので決して駄作とは言わないし、もっと高評価を付ける人も大勢いるはず。
考察が好きだったり物語の行間が読める方向けの作品だったんじゃないかな。
脳死状態のオッサンには向きませんでした、って話。
あとは前期との間が2年以上あるのはダメ絶対。以上。