タック二階堂 さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.5
作画 : 2.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
やっぱり続編でしたか……
詳細は公式でも。
もともと同人ゲーム原作のアニメとして、2006年に放送された作品のリメイクという位置づけの作品です。アニメ化によって人気に火が付き、続編の「解」、OVAの「礼」「煌(きら)」などが制作されました。
都心から遠く離れた自然に囲まれた集落の雛見沢村は、かつてダムの底に沈むはずでした。しかし、今もなお、昔と変わらない姿で転校生である主人公の前原圭一を迎え入れます。雛見沢の仲間と過ごす、賑やかでのどかな日常は、年に一度行われる村の祭り「綿流しの日」のひぐらしのなく頃に、突如、終わりを告げ、止まらない惨劇の連鎖が始まるというストーリーです。
正直、なぜ今、リメイクするの? という気持ちもありますが、すでに前作を観ていた人たちから大きな注目を集めていますし、僕のように過去作を観ていない人にとっては、過去にヒットした作品のリメイクで入りやすいので、観てみようという気持ちになります。
そして、サブスクで観ることはできるけど、14年も前の作品なので絵柄やキャラデザが古く感じますが、いまリメイクすることで、作品自体のクオリティがアップデートされるだろうと予想できます。だから、いまリメイクされるのだろうと思います。
そして過去作が好きだったかたにも配慮し、主要キャストの変更はありません。僕のように、ひぐらしが未視聴でも楽しめる作品となっているはずなので、とりあえず観てみようかなって思いますよね。
で、初回(其の壱)です。
ストーリー的には、あとの展開とのギャップを持たせるために、あえて観ているのが耐えられないほどの、どーでもいいワイワイキャッキャの日常シーンを入れてきています。キャラたちの台詞回しも、古臭さは否めません。ただ、問題は作画。2020年にリメイクするんだから、もう少しなんとかならなかったのでしょうか。これを観る前にシャフトの「アサルトリリィ」を観てしまったものだから、落差が酷い。これなら、別にスタジオディーン版でも変わらないんじゃないの?と思ってしまいました。パッショーネ……。
ま、作画はそのうち慣れるかもしれないし、あれだけ人気が出た作品なので、やはり良さはあるのだろうと期待して、継続視聴します。
=====其の弐視聴後、追記です。
{netabare}
やれやれ……。やっぱり続編でしたか。
ここまで公式サイトも、ただ「ひぐらしのなく頃に」としか表示していなかったのが、2話でいきなり「業」と表示。サブタイトルも「鬼隠し編」としていたのに、2話から「鬼騙し編」に変わるという。
まあ、無印を観ていた方には衝撃が走ったのでしょうね。初見の新参者である僕は「ふうん」でしかありませんが。
そして、とりあえず、前作50話は観ているということを前提でストーリーを進めていきましょうかねという感じで、一見さんお断り感を出してきたので、こっちまで騙された感(いや、こっちを騙す意図だったんでしょうけど)。
あ、作画は初回よりも微妙になってます。せっかく「化物語」のキャラデザの人なんだから、もっと作画を頑張ればいいのに。
どうしましょうね。無印と「解」を観ないと話にならないということであれば、ここで離脱するという選択をせざるを得ませんね。いずれ無印と「解」を観たら、その後にこの「業」を観ることにします。
{/netabare}