ヌンサ さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
数多の刑事アニメに埋もれそうだけど、なかなか面白かった
4月の時点では見る予定は全くありませんでした。
しかし放送延期がアナウンスされたころに、たまたま筒井康隆さんの小説を読み始めていて、
今作の原作が筒井さんであることをそこで知りました(遅)。
なので、7月の放送再開までに原作小説を読むという、ある意味万全な態勢で視聴することができました(1話からもう一度放送してくれたのもありがたかった)。
登場人物では、言うまでもなく佐伯まほろが可愛すぎました。
しかも声が上田麗奈さんだなんて反則ですよ!
神戸鈴江も原作のキャラが活かされていて魅力的でした。原作と違って{netabare}神戸大輔と親戚関係になっていたので、許嫁設定(アニメ版では許嫁ではないが)に変に禁忌感が出ていたのが謎(笑){/netabare}
企画時には、もちろん予測できてるわけないから仕方がないのですが、
今のご時世を考えると、後半のシリアス展開は微妙でした。
そもそも原作小説は、{netabare}本当に下らないことにお金を使いまくるギャグ作品{/netabare}なので、アニメでも{netabare}終始とんでもない方法で事件を解決するユルい作品{/netabare}にした方が面白かったもしれないなと思いました。
第1話と最終話で{netabare}橋{/netabare}のシーンを対比させていたのは最高でした。{netabare}もしここで助けたらつまらないぞ・・・と思って見ていたので、やっぱり助けなかったときはガッツポーズでした(笑){/netabare}
P.S.神戸大輔役の大貫勇輔さんの声が、少し宮本充さんに似てるなと思ってたら、
お父さん役の声優がまさに宮本さんで感動しました。