ninin さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
この世界の理に
全12話 オリジナル作品
幼女戦記のスタッフが制作したオリジナル作品ということで楽しみにしていました。
文明が崩壊した世界、人々はデカダンスいわれる移動型要塞に住み、ガドルといわれている怪物と戦っていました。幼い頃、父と右腕を失った主人公ナツメは、希望していたガドルと戦う戦士ではなくデカダンスの装甲修理人として働かざるおえなくなりました。同じ装甲修理人であるカブラギ(親方)と知り合ったことによって、ナツメはこの世界の真実を知ることになります。
人々とガドルがスピーディな展開でのバトルを、また、デカダンスと大きいガドルとの迫力のあるバトルやデカダンス内での人間関係などで最終的には一番強いガドルとの戦いで勝ち平和が訪れるみたいなお話と予測しましたが、全然違いましたw
この世界の理が分かると全く違うものになりました。この作品を面白いと思うかどうかは、この部分を受け入れるかどうかでしょうね。
{netabare}
サイボーグが人間を支配していて、システムが作り出したゲーム内のお話とは予想できませんでしたw
サイボーグたちもシンプルで可愛いデザインでしたね。
でも、サイボーグたちの表情は豊かで掛け合いや関係性も面白かったです。サイボークたちの方が人間味があったかもしれません。
サルコジは最初どうしょうもないやつだと思いましたが、最後は感動を与えてくれましたね。パイプは可哀想でした。
{/netabare}
ナツメやカブラギの覚悟と、何者にも諦めない屈しない姿が印象深かったですね。
なかなかスッキリしたようなしないようなwでも良い終わり方でした。{netabare}(ダイジェストだったのでわかりませんが、システムはみんなに制御されたのでしょうか。カブラギのデータを複製していたのはジルさん、ナイスでした){/netabare}
OPは鈴木このみさん、EDは伊東歌詞太郎さんが歌っています。
最後に、ヒロインのナツメ役の楠木ともりさん、ある番組で「特訓中に女の子らしからぬ表情や大変なことがたくさんありましたね」と言っていました。 確かにヒロインにしては扱いが酷かったですねw