dm501 さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
全体的に見れば良作!!
【物語・キャラ】
ギルティクラウンの最も批判の多いところです。
全般的に端折った感はありました。
それでいてこれって必要なの?ってシーンもいろいろとありました。
キャラの心情を描ききれなかった、掘り下げられなかったというのは事実だと思います。
しかし、キャラを考慮せず、純粋に物語の運びだけを見れば王道的な内容でむしろ良かったのではないかと思います。
10話以降は超展開とまではいかなくても、予測しにくい展開で非常に楽しめました。
最後に、物語の終わり方ですが、可もなく不可もなくといったところ。最終回に向けて盛り上がってきたところで少し拍子抜けしてしまいました。
キャラデザは良いです。
綾瀬×祭がメインヒロイン!笑
supercellのredjuiceが原案とのことですが、huke絵よりも好きです。
【声優・作画・音楽】
ギルティクラウンの最大の魅力でしょう。
まずOPから音楽・作画ともにクオリティが高い。
特に2クール目のOPは、集さんがとてもかっこよく、かなり気に入りました。
本編も終始絵がきれいでした。
多少作画崩れが気になる回もありましたが、何話か覚えていないということは全然許容範囲内。
そして、そのようなキャラにのせる声も良かったと思います。
集役はオーディションをしたとのことですが、梶くんで正解だったと思います。
そして、サントラが秀逸です。
今まで気に入った何作品かのサントラを借りてきましたが、間違いなく一番聞き込んでいます。厨二っぽいけどそれゆえテンション上がる曲が多いです。一方、あまり目立ちませんが、しっとりとした曲も良いです。ぜひ聞いてみることをお勧めします。
2クール目のEDは実写が入ったこと、supercellの新ボーカルの声にあまり合わないと感じた曲であったことが、残念です。それに、それ以外のOPEDが良かっただけに余計。
OPに金をかけすぎて、EDまで回らなかったのか?って思ってしまいました。
【まとめ】
確かに批判はいろいろ当てはまるところも多いです。
ですが、自分はあまり気にならなかったです。
それよりも、作画・音楽・展開に圧倒されて、それだけでなんとなく物語も良く感じてきて、全22話(特に2クール目)毎週楽しみに、終始わくわくしながら見れました。
※こう考えると、シュタゲとか、超電磁砲とかの物語の締め方ってうまかったよなぁ…。