カミタマン さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
骨の有るヒロインw
中盤くらいまでは,ざっくり言うと,毎話オカルトがらみの事件が起こる学園物という感じでしょうか。
終盤ちょっと切ない話が有ったり,ストーリーが大きく動いたりします。
オカルト系の話が,ノストラダムスの大予言とか,スプーン曲げとか,チュパカブラとか昔の子供向け雑誌やムーなどで見たような,懐かしさを感じる内容で自分としては,かなりストライクでした。主人公の「マヤ文明」の文明の方はエスパー清田を思い出させます。
ストーリーとしては,マヤのお父さんはオカルト専門で{netabare}タイムトパラドックス的なことはオカルトには含まれていなかった{/netabare}と言う落ちでしょうかw
最後の{netabare}時間線変動後のちょっとした{/netabare}後日談みたいなのは自分は大好物です。
もう一つの魅力はヒロイン神代マヤ,黒いロングヘアーのツンデレ系ヒロインです。黒髪に白いワンピースまたは黒い制服で基本的にモノトーンで,基本は不機嫌そうな表情をしています。雰囲気的には戦闘力が高そうなのですが,普通の女子高生(兼学長w)です。このマヤのビジュアルには自分としては視線が釘付けでした。場面にもよりますが,骨格まで感じさせる作画もしばしば見られ絵的に美しいと思いました。
もう一人,こずえもなかなかいい味を出していました。何かというとオカルト現象に巻き込まれ,{netabare}しかも本人には全く自覚が無いという衝撃的な事実が最終回(?){/netabare}で明かされます。
OPは神オープニングです,疾走感があり病みつきになる曲に神作画!人物は上にも書きましたが骨格まで感じさせ,オープニングで言えばさらに筋肉や体重など物質的な肉体感まで感じられるように思います。背景のオカルト感も素晴らしいです。(唯一注文を付けるとしたらマヤが落下しているシーンで服をなびかせて欲しかったと思います。)
EDはマヤと文明を思わせる実写の子供の映像,ついついスルーしてたのですが,最終回曲を改めて聴いたらいい曲でしたw
ちょっと昔のオカルトなどが好きな人には結構おすすめと思います。
2020.09.28