「とある科学の超電磁砲T(TVアニメ動画)」

総合得点
84.3
感想・評価
576
棚に入れた
2800
ランキング
294
★★★★☆ 3.9 (576)
物語
3.9
作画
4.0
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
4.1

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Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

とある街の、とある少女たちの物語…天賦夢路(ドリームランカー)編、開幕!

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ版第1期~第2期は視聴済です。
この「とある~」シリーズは、「とある魔術の禁書目録」と「とある科学の一方通行」のどちらも視聴していないと、突然知らない登場人物が出てきたりするので、前作未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

ググっていたら、「とあるプロジェクトポータル」というサイトを見つけました。
このシリーズは纏めサイトがあった方が絶対便利だと思っていたので重宝できると思います。
参考までにURLを貼っておきますね。

https://toaru-project.com/


総人口230万人を数える、東京西部に広がる巨大な都市。
その人口の約八割を学生が占めることから、「学園都市」と呼ばれているその都市では、
世界の法則を捻じ曲げて超常現象を起こす力――超能力の開発が行われていた。

特殊な授業カリキュラムを受け、能力を得た学生たちは、
定期的な『身体検査システムスキャン』によって、
『無能力レベル0』から『超能力レベル5』の6段階に評価されている。
その頂点に立ち、最強と謳われるのが、7人の『超能力者』たちである。

そのひとり、御坂美琴。
電気を自在に操る『電撃使いエレクトロマスター』最上位の能力者にして、
『超電磁砲レールガン』の異名を持つ彼女は、名門お嬢さま学校・常盤台中学に通う14歳の女子中学生。
後輩で『風紀委員ジャッジメント』の白井黒子。
その同僚でお嬢様に憧れる初春飾利と、都市伝説好きな彼女の友人、佐天涙子。
そんな仲間たちとの、平和で平凡で、ちょっぴり変わった学園都市的日常生活に、
年に一度の一大イベントが迫っていた。

『大覇星祭』。

7日間にわたって開催され、能力者たちが学校単位で激戦を繰り広げる巨大な体育祭。
期間中は学園都市の一部が一般に開放され、全世界に向けてその様子が中継される
にぎやかなイベントを前に、誰もが気分を高揚させていた。
その華やかな舞台の裏側で蠢くものには、まったく気づくこともなく――。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

この作品もコロナウィルスの影響を多大に受けることになりました。
延期に次ぐ延期で当初6月までの放送予定が9月まで延長されたんです。
その間、再放送や過去の傑作選を放送するなど、急な対応に追われることになりました。
それでも視聴者がしっかりついてくるのは、この作品の魅力を知っているからにほかなりません。

「大覇星祭」編では、7日間にわたる体育祭で、御坂美琴の代わりに競技に参加していた御坂妹が突然消息を絶ったのを発端に、事件が蠢いていきます。
今回、事件に大きく関わってくるのが、常盤台中学2年生で学園都市第5位のレベル5)である食蜂 操祈(しょくほう みさき)。
彼女の能力は、学園都市最強の精神系能力「心理掌握」で、記憶の読心・人格の洗脳・離れた相手と念話・想いの消去・意思の増幅・思考の再現・感情の移植など、自他ともに殆どの精神操作が可能という、殆ど無敵の能力なんです。

結果的に食蜂の能力が功を奏して最悪の事態を打開することができたのですが、そこまでのアプローチは正直視聴しているのが辛かった…
どういう理由があるにせよ、人の記憶には過度に干渉してはいけないと思います。
彼女の能力の一つに「想いの消去」があります。
これって、その人の大切な思い出を奪うのと同義なんです。
きっと奪われた本人は何も分からないと思います。
でも、その人の友達、恋人、家族にとって、失ったモノの大きさは計り知れません。
このままだったら、きっと彼女のことを好きになれなかったでしょう。
ですが、食蜂は目的を果たすため、自分の能力を何の躊躇もなく自分に発動させるんです。
彼女がどの様な目的で動いていたのか…前半クールの見どころだと思います。

「天賦夢路」編では、懐かしい顔ぶれが登場してくれました。
そう、「とある科学の一方通行」で最初に出会った「屍食部隊」の皆さんです。
その時は不運にもアクセラレータと遭遇し、レベル5との圧倒的な実力差を思い知ると同時に、レベル5とは絶対に敵対してはならないと学習しました。
今ではアクセラレータに敗北した件で被った汚名を返上すべく奔走しているそうですが…

学園都市230万人の中でたった7人しかいないレベル5と遭遇する確率は限りなくゼロに近い…
そのはずなのに、今度は御坂美琴と遭遇してしまうんですよね。
「屍食部隊」の運命や如何に…!?
って、「屍食部隊」が物語の主軸ではないんですけどね^^;

オープニングテーマは、「final phase」と、「dual existence」
どちらもfripSideさんが担当しています。
エンディングテーマは、岸田教団&THE明星ロケッツさんの「nameless story」と、sajou no hanaさんの「青嵐のあとで」
レールガンとfripSideさんは鉄板の間柄…今回の楽曲も格好よかったです。
今期はエンディングも私好みでした。

2クール全25話の物語でした。
コロナウィルスの影響を受けましたが、振り返ってみると見どころ満載で、やっぱり御坂美琴は格好良くて優しくて…
しっかり堪能させて貰いました。
また続編が制作されるのを楽しみに待っていたいと思います。

投稿 : 2020/09/27
閲覧 : 242
サンキュー:

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