へも さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
観ていて、自然に笑顔になれました(^∀^
現在まで、2020年で最も好きになった作品です♪
自分が九州在住という点で贔屓目に見てしまいますがw、正直どこが舞台であったとしても変わらず好きになったことでしょう。
同じアウトドア系部活アニメの「ゆるキャン△」と比べるレビューがやはり多いですが、それぞれ魅力があってどちらも大好きです!
似て非なる部分は、
★野クル=学校のクラブ活動の位置づけだが、活動のメインは週末/休日の遠出であり、日常を少し飛び出している。
☆ていぼう部=学校のクラブ活動の位置づけ、活動のメインは放課後に制服で行なっている。極めて日常。
ってところですかね。
「極めて日常」というところがすごく重要で、だからこその“釣ったら食べる!”という、生活に密接したモットーに繋がっていると思います。
あと、ゆるキャン△も本作も劇伴音楽がとても良くてリラックスさせてくれましたが、ゆるキャン△=北欧ケルティック風に対して、本作=のどかなカントリー風で、より一層落ち着きました。。
好きなポイントを箇条書きにしますと・・・
・部員4人はそれぞれ魅力あふれてますが、個人的には飄々としたキャラが好きなので部長がいちばん好みでした! 何にも考えてないようで、実は一番の知略家でしたね。
・釣り好きスタッフが製作しただけあって、仕草や音に至るまでこだわってリアル! キャスティングはもとより、釣り具を置くときの動作や、糸を引く音まで。。
・部長(篠原侑さん)&たこひげや店長(千葉繁氏)の方言が、流石は熊本ネイティブで心地よかね~ ちなみに陽渚父の田尻さんも熊本出身ですね!
・上述のとおり劇伴音楽がマッチしててすごく良い、さらにOP曲も抒情的・ED曲はお洒落で可愛いと文句の付け所がありません。
本当に、製作スタッフ・関係者から熱意をもって愛情をこめて作られた作品だと思います。下記のようなインタビュー記事や舞台ブログを読んでもそれは伝わります。
なお自分は全然釣りはやりませんwwが、本作の影響でちょっとやってみようかなぁと思いつつあります!!
<釣り好きアニメ監督・大隈孝晴さんに聞く、『放課後ていぼう日誌』制作の舞台裏>
https://web.tsuribito.co.jp/officialblog/anime-teibo-ookuma-interview
<芦高ブログ;劇中「海野高校」のモデル校>
https://sh.higo.ed.jp/ashikita/%E8%8A%A6%E9%AB%98%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0
あとは続編があるなら、熊本出身の女性声優で一番有名であろう釘宮理恵さんが方言まる出しで出演してくれないかなぁと妄想しておりますww
あっマンガ本編は長咲の伍島列島合宿に続くんでしたっけ? 2期つくるにはまだ話のストックが少ないので、劇場版でもいいかもしんない^^
なお舞台となっている熊本県芦北町は、ご存じのとおり今夏の豪雨災害で著しい被害を受けました。芦北も人吉もまだ傷跡残る状況につき、ほとぼりがさめた頃に聖地巡礼したいと思います! とりあえずは芦北町にふるさと納税せんばね!!(近々、本作とコラボしたふるさと納税も企画されてるらしいとか?)