gkm さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
これは自衛隊をオマージュした恋愛アニメである。
ここまで図書館戦争がヒットした背景は、少女漫画的恋愛✕戦争という突飛な設定を、キャラクターの魅力で補ったからなのだろう。たしかにキャラものとしてはとてもいい出来だと思う。でもSF好きの私には納得いかない部分が多すぎる!
なので、よくわからない設定は自分自身の妄想で補ってしまおう。
!以下、私の妄想がはびこっています。注意してください!
バトルロワイヤルよろしく悪法が世にはびこる世界観だが、なぜか主人公の属する図書隊はレジスタンスやテロリストではなくしっかりとした国の組織である。
おそらく日本は合衆国なのだろう。実際に、アメリカでは国単位で大麻を禁止しているが、州単位で細かく見れば大麻は合法となっている。おそらく地方自治体が結構な権力と資金を持っているからこんな状況になっているのだろう。もしかすると日本で油田や鉱石などの資金になるものが地方で次々に見つかったのかもしれない。
図書隊がなぜ専守防衛を選んでいるのかわからなかったが、自衛隊を考えると納得してしまう。やっぱり彼らは本を守りたいだけで戦争をしたいわけではないのだ。この世界だとインターネットの規制もものすごく激しそうだが、図書隊以外にもこうした活動をしている組織があるのかもしれない。