「劇場版 図書館戦争 革命のつばさ(アニメ映画)」

総合得点
68.1
感想・評価
467
棚に入れた
2438
ランキング
2240
★★★★☆ 3.8 (467)
物語
3.9
作画
3.9
声優
3.8
音楽
3.6
キャラ
3.9

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ネタバレ

gkm さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

設定を深く考えすぎると将来に絶望しかない恋愛アニメ

ただの少女漫画だとわかっているのに、図書館戦争というタイトルが秀逸過ぎてどういう世界観なのか知りたくてしょうがない。

…だが、この続編の映画を見ると、なぜメディア良化法が制定されたのかわからなくなる。誰のための法律なのか。

良化隊員が有害図書に指定されてしまった作家を守る会に参加しているが、お前はなんのために良化隊員として働いているんだ…。なにか良化隊員になってしまう悲しい過去がありそうだ…。

…メディア良化委員の皆さん!ここに異端者がいます!

…まあ、政府が言論統制のために法律をつくったのだと思うが、映画で政治家の中から反対の声が挙がっちゃってる。どういうこと?
そうか!反対している政治家は野党の政治家なんだ。
…となるとこの法律を策定したであろう与党第一党が今後何かしらアクションを起こす可能性が大いにある。もしかすると映画の後の世界では、とんでもないディストピアが待っているのかもしれない。粛清される国民の姿が目に浮かぶ。

とまぁ、図書館戦争の世界は二人の恋愛で明るく見えているが、実際は暗い未来しか待っていないのかもしれない。図書隊の将来と二人の未来が心配になると同時に、言論や表現の自由が奪われる未来が来ないことを祈る。

投稿 : 2020/09/23
閲覧 : 258
サンキュー:

2

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