セシウス さんの感想・評価
2.0
物語 : 1.0
作画 : 1.0
声優 : 2.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
よく聞き取れませんでした
原作のラノベはその存在は知っていましたが未読です。
9割人間1割吸血鬼の主人公がプチ能力をいかして美少女たちの怪奇現象を解決していくお話です。しかしながらその問題解決のシーンはかなり短くて派手なバトルシーンがあるわけではなく緊張感はあまりありません。登場する怪異もそれほど魅力的には描かれていません。そもそも主人公というよりは、何でも知ってて何でも出来る専門家がいてその人がソリューションを実行しています。
この作品で重点がおかれているのは主人公と美少女達との会話シーンで、かなりのウエイトがおかれています。ところがそのセリフが早口の上BGMに比べて音量が小さくてとても聞き取りにくかったです。また、画面が頻繁に活字だけ書かれたものに置き換えられて集中力を削いできます。結局ストーリーの全貌はこの作品だけではよくわかりませんでした。また各キャラクターの人物像も主人公をはじめどういう人なのかよくわかりませんでした。そのせいか声優さん達の声も違和感を感じるキャラが多かったです。
続編がたくさん出ていますがその入口にあたる作品としては少々ハードルが高く感じました。機会があったら日本語字幕でもう一度見てみようと思います。