テナ さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
乳酸菌の大切さと万能さを知る
アニメの続編ですね。
劇場版ですが原作にもあるエピソードですね。
始まり方?の血小板ちゃん映画館に行くってのは可愛らしくて良かったです^ ^
体内のどの辺りだろう映画館?眼球?
さて、本編はアニメに続きでもあり原作にもありますが、VSガン細胞です。
OPがありましてOPは皆様おなじみのアニメと同じで映画と言うよりはアニメを映画館で再生してる様な感じもしました。
物語は細胞が活性化前の乳酸菌達を救う所からスタートします。
細胞はあまり白血球達をよく思ってなくて、でもそれは負の憎しみなどではなく、自分も誰かを守ってみたいと言う嫉妬の方が強いかもしれません。
そんな時におぼれてる乳酸菌達を救うのですが、この乳酸菌がまた可愛いのですw
乳酸菌が4匹どの子も可愛いw
とある事件から事情を知った白血球と乳酸菌達を仲間の場所まで送り届けるのですがお別れシーンが泣きそうになる少し感動的なんです。
別れ際に乳酸菌達の1匹が必ず活躍するので見せ場もバッチリです。
今回はそれとは別にガン細胞との戦いがあります。
ガン細胞は身体には良くなくて出来ないに越した事はないのですが、働く細胞みたいに感情が入ると何だか切なくなります。
望んでコピーミスで産まれた訳じゃないくて本当は同じ細胞で…でも、実は違くてガン細胞を放って置くと身体を壊し細胞を破壊してしまうから駆除をしなくてはいけない。
本当は皆んなと仲良く身体の為に働き貢献する為に産まれてきたはずなのに殺される対象でしかない。
そんな話しがアニメでありましたが、ガン細胞に感情がつくと少し同情しちゃう部分がありましたがガン細胞は駆除それで正しいと思います。
今回はそんなガン細胞のリベンジで逆襲なんですが新キャラの制御性T細胞がでます。
彼女はかなり強くお仕事は細胞への攻撃の制御…今回はガン細胞の味方でガン細胞を守ってしまいます。
白血球達の攻撃をガンガン受け止めます。
彼女がガン細胞最強の盾でしたね。
彼女は細胞が細胞へ攻撃するのを阻止する。
だから、ガン細胞への攻撃を止める。
なら、逆に考えるとガン細胞の攻撃は止めないのは何故?
理解不足ですみませんw
ふと見てて気付いた点でした。
後、彼女は私達の身体の中でもガン細胞を守ろうとするけど、何かが原因でガン細胞を守る事を辞め攻撃するとの事ですが、ガン細胞の厄介なのはそこも一つなのかもしれませんね。
つまりこの制御T細胞がガンを必ず敵視する方法が見つかり実現出来たらガンで苦しむ方も減るのかな?
そんな気がした医学知識0の私の意見w
更に今回はメモリーT細胞が必殺技を習得しましたw
ネタ要素の技名ですが威力は抜群w
そして、制御T細胞はガン細胞を守ることを辞めます。
何故なら、メモリーTの必殺で名前入りシャツが破け…ガン細胞さんはガン細包さんになったからです。
胞の文字の月がなくなり包だけが残ったからですw
そしてガン細胞との戦いは白血球さんの一撃で終止符が打たれました。
その理由は別の場所に居た細胞さんと乳酸菌達のおかげだったりします。
最初、細胞さんは自分も誰かを守りたいと言っていました。
それでも、白血球さんの様に菌を排除出来ないからと。
確かに細胞さんには力はありません。
それでも乳酸菌達を救って守り助け彼は凄く勇敢だったと思います。
戦わない守り方だって立派だし戦えないからって誰かを救えないわけじゃない…自分に出来る自分らしい守り方。
彼が守った結果、乳酸菌は仲間の元に帰れて細胞さんのピンチに駆けつけてくれた。
そして美しい世界の腸内フローラを見せてくれた。
それは間違えなく彼が守ったから見えた景色ではないでしょうか?
やっぱり、この作品は勉強になります。
2021年から2期スタートがたのしみですね♪