退会済のユーザー さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
音楽がとてもいい
鎌倉湘南を舞台にしたアニメ。描写が美しい。江ノ島電車や江ノ島が見える海岸の風景が印象的だ。たまにさりげなく出てくるあじさいの花がまた鎌倉らしい。潮風のハーモニーとかこころの旋律など、オープ二ングのドリーマーなどいい音楽が沢山ある。
♪新しく風が吹いて。泣いたり、笑ったり、歌ってみたり┅(潮風のハーモニー)
ストーリーは始めの方は良い印象を受けにくい。主人公の坂井和奏は江ノ島にある土産物店のひとり娘。母親とは死別している。音楽科だったが母親がやっていた音楽と離れたくて普通科に編入。しかし合唱部に入らないかと宮本来夏から誘いを受けるが和奏はなかなか入部することには否定的。しかしそのうち鎌倉の時計台で宮本来夏が歌っていたのを聞き音楽が好きな彼女の真剣さに引かれ、来夏の友人でよき理解者の紗羽も加わり合唱を始めることになる。また人数をそろえるために廃部寸前のバドミントン部の唯一の部員田中大智と帰国子女のウィーンがやがて合流する。
(合同合唱会で歌うこころの旋律)
二話では去年の合同合唱会で失敗した来夏がリベンジに燃え、弟やその友達なども集め、合唱会に参加しようとするが、引率予定だった校長先生が行方不明となり、合唱会の参加が危うくなる。来夏と紗羽が探して病院にいた。なんとか合唱会にいた教頭に頼んで時間を送らせてもらい紗羽と来夏の二人で参加できた。しかし、来夏はステージに立つが緊張。その時、和奏がピアノを弾き、来夏の緊張はほぐれた。そして紗和とこころの旋律を歌った。(2話エンディング)
♪風新しく 緑をかける。どこまでも遠く すみわたるよ。今かろやかに光はまわる。すべてをやわらかく照すだろう♪
紗羽は家がお寺なのだが、なかなかアクティブ。弓道もしているが、なんと乗馬が趣味。鎌倉の街の道路を馬に乗って移動するから驚きだ。本当にやったら気持ちよさそう。
メンバーはヒーローショーにも挑戦しました。けっこういろいろやっています。
教頭は始めは音楽科から普通科に変わった和奏でに対してけっこうキツイ感じだったが、最後にはよき理解者となりちょっとジーンとくる。
怒ったり、笑ったり、ケンカしたり。そして将来の進路に悩んだり。合唱をすることで悩みも忘れることができる。思春期の時期を表現した青春アニメです。