たわし(爆豪) さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
シティ・ポップス
2020年現在、日本の荒井由実や山下達郎、竹内まりやなどの80年代「シティーポップ」が海外で大人気なのをご存知だろうか。ロックともテクノポップっとも言えない独自のサウンドが、海外では非常に珍しがっていると言う。
さて、この「バブルガムクライシス」だが、そんな80年代を代表するいかにもOVAという感じのオタク的な美少女とメカ。。そして都市構想(サイバーパンクもどき)であり、90年代~2010年代のアニメと比べるととても稚拙な印象が拭いきれないアニメである。
まだ、この頃のオタク的な感性は「アート」に昇華できるほどの気概が感じられなく、ただ「美少女」や「メカ」が好きだから。。という以外の形容詞が出てこない。しかし、同時期のガンダムのOVAや宮崎駿、庵野秀明、押井守、大友克洋などの巨匠や大手の会社はかなり良質で、世界に通用する作品を提供している事を考えると、言い訳できないのも事実であり。。。
未だにこういった作品は作られているが、最近はこういったアニメでも積極的に女性がデザインや内容に関わっていることが多くなったので、昔よりも汗臭いオタク臭さが無く、垢抜けてきた印象がするので、時代は変わったと思います。
まあ、女性にアニメ好きが多くなったのもありますがね。