かんぱり さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
「私は走り出した」
小さいころから譜面通りに弾くように言われてきた公生。
譜面を気にせず、自分らしく弾こうとするかをり。
君は自由だという公生に、音楽は自由なんだと言うかをり。
公生はそんなかをりに影響されて、再びピアノと向き合います。
公生のおさななじみの椿が好きで、どちらかというと椿に自分を重ねていました。
6話の「わたしたち」の意味。無謀なバックホーム。そして公生の背中で涙を流した椿がちょっぴりうらやましかった。
そして14話。
足跡。いつのまにか自分の足跡より大きくなってて。大人っぽくなった公生と目があってドキっとして。
その公生から音楽科のある遠くの高校に進むと打ち明けられて、思わず涙が出て。
そしてはだしで走り出す椿。
私も椿と一緒にボロボロ泣いちゃいました。
18話。
凪と公生の息の合った演奏を聴いたかをりは何を思うんだろう。
たぶん、とても嬉しくて、そしてとても悲しいんだと思う。
一緒に病室でバイオリンを「弾く」かをり。
かをりに、また一緒に演奏しようと言う公生。
本当に一緒に演奏する機会を与えて欲しいと私も思いました。
かをりはすごいな、私はかをりのようにはなれないって思いながらずっとこの物語を見ていました。
でも。かをりの手紙の中の「私は走り出した」にぐっときて、かをりのようになりたいと初めて思いました。