かんぱり さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
周りの子たちの優しさにほっこりした
中学生になったコミュ障の女の子が友達を作ろうと頑張るお話。
唯一の親友から「中学卒業までにクラス全員と友達にならない限り絶交」と言われて、それがきっかけで友達作りに励むことになる一里ぼっち(ひとりぼっち)。
でも、コミュ症なぼっちにその目標は、登山初心者にエベレスト登れと言ってるようなもので、実際、ぼっちは緊張しすぎて自己紹介で吐くとか、無駄に色々考えすぎて空回りしたりと、なかなかうまくいきません。
ぼっちの前の席の砂尾なこ(すなおなこ)に勇気を振り絞って、友達になって欲しいと話しかけるぼっち。
{netabare} 思わず逃げてしまったぼっちを追いかけて一緒に帰るぼっちとなこ。
なこ との出会いをきっかけとして、少しずつ友達ができていくぼっち。{/netabare}
なこをはじめ、ぼっちの周りの子たちがいい子で、彼女たちの優しさにほっこりしました。
最初大丈夫かな、と感じたぼっちも、だんだん健気に頑張る姿が可愛く思えてきました。
周りの子たちも、付き合ってみるとそれぞれ変なところや悩みなどを持っていて、ぼっちだけじゃなくて、みんなそれぞれ何かを抱えていて、みんなおんなじなんだよ、あとは前に進む勇気だけなんだよ、ということを言いたいのかなと感じました。
最後、{netabare} 2年もみんな同じ組になれて良かったけど、自己紹介はぎこちなくてもいいからしゃべって欲しかったかな。{/netabare}
2019.9.23初投稿
2020.8.31加筆して再投稿