buon さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
一般市民が持つ個人の魅力
2期です、ちょっと冗長なところがあった気がしますが、おもしろかった。
冗長な部分もあったが、ちゃんと手順を踏む辺りは好感が持てる。
クラリネスの宮廷薬剤師見習いとして勤めていた白雪を、
タンバルンの第一王子ラジが夜会、舞踏会みたいのに呼ぶ。
一方でクラリネスで白雪を狙っているヤツラがいるという情報を得る。
白雪を狙っていた男と、白雪を狙っている輩の話から始まる。
色々起こるのですが、この国々の治安部隊ってどうなってるんだろう。
市民が万なのか数千なのか、あるいは千に満たない程度の国なのだろうか。
実にザルである。
何となく、兵士の数がクラリネス、タンバルン共にそれぞれ百に届かなそうな感じ。
それはともかく、
精神面や人間性においてはなかなか丁寧に描かれているようだ。
ゼンの家来にオビがいる。
彼に焦点が当たるときがあるが深くは語られない。
他にも焦点が当てられるが、割と彼ら彼女らが一体何なのであるかは説明されない。
仕組みについては階級のみは語られるし、
感情面はそこそこ大きく取り上げられる。
王子と一般市民であった女性がどう関係を築くのか、
彼と彼女が何であるかの物語がメインなのだろう。
気になるので結末は見届けたい。