退会済のユーザー さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:途中で断念した
★3/ シュプリームきらら
萌えアニメの完成形にして至高。
現代の萌えアニメ2大巨頭として「ごちうさ」と肩を並べるみんな大好き"きらら"作品。
ごちうさはチノを中心に世界観で殴るという印象だが、本作はテンプレキャラを散りばめず日本愛と金髪愛と百合少々と要素を絞り、キャラ同士の掛け合いに注力したという印象。
これらの2大巨頭が特に評価されている点は、作品世界に対しての誠実さというものが感じられるところにあると思う。各キャラクターがとても大事に扱われ、作者の作品に対する想いが画面から溢れている。作者の願う完璧な世界が隅々まで表現されている。(勿論原作との差異はあるだろうけど。)
作者の提示する世界観に全幅の信頼を置き、思考停止して身を委ねる。後はその空気に酔いしれるだけでいい。萌えアニメにおいては視聴者を裏切らない事が最重要。物語の展開に無駄な心配をしなくていいからこそリラックス出来るというもの。頭からっぽにして見れる、という事は信用に値すると言う事でもある。期待せずに見る、という意味で使われる場合もあるがそれは別にしてそんなに悪い事ではないと思っている。
ただ金髪作画の表現はもう少し拘るべきではないのだろうかとはちょっと思った。