かさのや さんの感想・評価
1.0
物語 : 1.0
作画 : 1.0
声優 : 1.0
音楽 : 1.0
キャラ : 1.0
状態:途中で断念した
原作を大幅に改変した訳でもないのに印象が大幅に変わるってある意味すごい
演出や構成がいくら下手でも、原作の内容さえ良ければ「あぁ、原作は面白いんだろうな」という感想を持てる。
そんな感想すら持てないアニメは、やはり原作にも非があるんだろうな、というのが私の考えでしたが、そんなことはまるでありませんでした。
まぁよく考えたら、同じ言葉でも状況やタイミングで180度意味が変わるなんて現実でもある事ですし、そう考えると原作改変せずとも演出・構成だけで原作レ◯プするには十分なのかもしれませんね。
まず一つ言わせて欲しい!!
俺、web版読んでてアニメ化を12話でするんだったら、
ゴゥズメィズ戦までだろう、と、思ってたんですよ!
それがビックリ!
なんとフランクリン戦までやっちゃうとは!
お さ ま る わ け ね ー だ ろ !!!
案の定、プレイヤーのゲームに対する認識やら、NPCの描写やら、設定の解説やらが薄い上に、あったとしても演出の稚拙さゆえにテンポも悪くなるしリアリティもガリガリ削れてますね。
取り敢えず、この作品がご都合主義に見えたらそれはアニメのせいです。
エンブリオは孵化するとき、レベルが上がるときに、それまでのプレイヤーの経験やその時の状況によって進化の方向性が変わるんですが、ピンチの時にレベルが上がった場合、それを打開してくれる能力が手に入るというのは一見めちゃくちゃ便利に見えて、
「その時のピンチに対応できる能力」が手に入っちゃうと、それに似た状況でも無い限り使い所の無い「死にスキル」になってしまう可能性もあるんですよ。
主人公のスキルも実際に、多対一や手数の多いのが相手だと無能ですしね。
それと、この作品の特色はやはりNPCが大事、という点ですね。
他のゲーム系作品との違いは、プレイヤーとプレイヤーの交流だけでなく、プレイヤーと一般NPCとの交流でも物語が展開してる点です。
ここは原作の方が断然理解しやすいですね。はしょって伝わる内容じゃないよう。
あと、アニメの面白さが1だとすると、漫画が7、小説が10、SAOアインクラッド編が12です。