「映画 ギヴン(アニメ映画)」

総合得点
計測不能
感想・評価
19
棚に入れた
65
ランキング
1970
★★★★★ 4.2 (19)
物語
4.0
作画
4.1
声優
4.3
音楽
4.2
キャラ
4.2

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ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

性の垣根を超えた別れと未来への告白

 人を好きになること、愛すること、不器用さ、これからを描いていたです。
 TV放送では、上ノ山くん真冬の出会いと深まる関係だったです。
 ここでは、ギヴンの梶さん中心に、春樹との関係性の向上と、同居中の雨月とのわだかまりから先のお話だったです。三人にツッコミというのか、確信をつく真冬も存在感あったです。

 BLというジャンルなだけに、来場客の大半は、若い女性が目立ったです。

 梶さん自体、思いを寄せた相手がいながら、存在感の薄い女性に対して、性的関係性もあったりするので見た目と裏腹に、ある意味のだらしなさもあったです。
 かと思いきや、思いを寄せる相手に、迫ったり、いいよったり、甘えたりとよく見ると欲望に従順だったです。

 雨月との関係性は、ヴァイオリンにはじまり、互いを翻弄する有様だったです。
 春樹とは、本人に遠ざけられる態度も取られながらも、梶さんの魅力が春樹を引き止めつないでいるように見えたです。
 この三角関係の結末は、梶さんが自分の進む方向を見据えたとき、決着がつくのです。最後の局面は、男と女でなくとも、絵になったシーンに見えたのは不思議だったです。誰かさんたち、本当の気持ちだからなのだろうと考えられるです。

 真冬と上ノ山くんとは違う、大人のような恋愛感、人を思う行動は、極端な反面、彼ららしさを見せてくれたと思うです。

 

投稿 : 2020/08/23
閲覧 : 307
サンキュー:

4

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