ASKA さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
最初は割とコメディな漫画家あるある。娘と父の愛情を描いた作品でもあります。
原作は「さよなら絶望先生」の久米田康治先生の漫画作品。
ちょっと下ネタな漫画を描いていて、それを娘の後藤姫に隠している、漫画家の後藤可久士が主人公です。
後藤可久士の周囲の編集やアシスタントなども漫画にちなんだ名は体を表すネーミングです。編集の「十丸院 五月」(とまるいん・さつき)=止まる印刷機は面白いネーミングだと思います。
タイトルは「隠し事」「描く仕事(=漫画家)」のダブルミーニングです。
OPのflumpoolのちいさな日々もさわやかですが、EDが大滝詠一さんの君は天然色をそのまま本人バージョンを採用したのはすごいと思います。
最初は漫画家あるあるや久米田先生の実体験なのかな?と推測するようなエピソードもありで笑えるコメディでしたが、Cパートの姫ちゃんが主人公になった何年かたった頃を描いたエピソードはシリアスでどちらも楽しめる作品でした。
久米田先生ファンはもちろんのこと、コメディアニメが好きな方にはおすすめですよ。