まつまつ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
中々の鬱展開
前作でオカリンはクリスを救えなかった事とタイムリープを繰り返して何度も絶望を体験した事がトラウマで極度のPTSDを発症してしまっている所からスタート。
鳳凰院凶真というキャラは姿を消し黒歴史となり、心の傷が癒えずラボからも遠のいて、極々普通の大学生としての日常を過ごすようになってしまった。
しかし、とある講演会の参加をきっかけにクリスの在籍していた大学の先輩である比屋定さんとレスキネン教授に出会い、クリスの過去の記憶が搭載されているAIアマデウスとの交流をきっかけにタイムマシン争奪戦と第三次世界大戦阻止という壮絶な事態に巻き込まれて行く。
今回オカリンの精神崩壊が重症過ぎて、更に追い打ちをかけるように仲間や多くの人が死んで行くという鬱展開過ぎて観ていて辛くなってくる。
各々が使命感を持って未来を変えようと努力しているが、あれだけの絶望感を味わい続けた唯一の存在であるオカリンが反対するのも無理はないのだけれど。
しかし後半は怒涛の展開で凶真復活もあり一気に観てしまった。
最後、BC18000年ってどんだけ過去に遡れるんだよと正直思ってしまったし、
結局結末がどうなるのか良く分からなかったが、
無印の24話に繋がっていると解釈。
無事シュタインズ・ゲートに到達出来たと思えないと個人的には何とも不完全燃焼終わり方に感じてしまうのでそれで納得する事にした。
ストーリーの造りこみや展開はかなり考えられていて面白い作品だと思った。