homoslayer さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
さあ、レビューを始めよう
個人的に異世界転生物、類似品はこのすばでおなかいっぱいになっていたのだが来てしまった。最高の代物が。
正確に言うと転生ではないだろうが、生まれる世界を間違えたと世界最強のゲーマー兄妹が神の手によって全てがゲームで決まる世界、ディスボードに転送させられる。Theファンタジー世界なディスボードにはよくいる森精種(エルフ)や地精種(ドワーフ)などといった空想生物や龍精種(ドラゴニア)や神霊種(オールドデウス)といった精霊(多分魔素的な物)自体の概念で構成された生物などがおり、魔法適正値順に6000年前に起こった大戦後に位階序列なるものが定められている。それぞれ種族事の強さがあるのだが…主人公達は人類種であり、位階序列は最下位、魔法適正は脅威の0、いかにも俺TUEEEEEE!!!!!!!が連発している異世界転生系統とは少し離れた作品である。
知らない人のための導入はこの位でいいだろう。
ここからは個人的な感想だが、まず色彩に関して、
少しフワフワとした色合いで描かれる本作はその色合いによりファンタジー感を絶やさない、現実とかけ離れた世界を見せてくれる。
次に主人公達
人道的かどうかと言われると非人道的と即答できる兄に天才的な計算能力、記憶力を持ち、その見た目に反した才能を見せてくれる妹、これだけ聞くと兄妹としての相性はどうかとも思うが兄妹揃ってこそのこのアニメだと痛感させてくれる。絶対的な相性の元で絶対的な強さがあるのだと言うことを幾度となく認識させてくれる。ここまで来ると兄妹愛どころではない。まだまだ語り足りないが、この先は本編で
最後に設定
他の作品では敵に対してあまり詳しくは出てこなかったりするが、本作品では純粋な1vs1では無い。それぞれの国が互いにゲームを仕掛け戦争を行っているので言うなればFree for Allである。その特性上、他国の勢力や他種族の特徴を上手く見せることは難しいのだが、ゲームで全てが決まるという設定を上手く活かして仲間に他種族を迎えることによりそれを上手く見せている。まだ敵対していない等の理由で謎に包まれた種族も多いのだが、1クールのアニメとしてはとても分かりやすく良かったのではないかと思う。
見てない人はなかなかいないと思うけど見てね。