U さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
C. ネタバレ注意 – スタバ=魔女汁
久米田康治の漫画
マガジンで2016年1月号から2020年8月号まで連載
<メモ>
娘を守る気持ちが暴走するコメディアからのハートフルアニメ。
描く仕事、隠し事、可久士事、 可久士後藤、隠し子と タイトルが面白い。
お父さんと10歳小4の姫ちゃん2人の日常に18歳の高校生になった姫ちゃんの姿がちょこちょこ挟まれるため、この無垢な少女の将来に何があるのか気になりつつ空回りする親バカぶりにクスっと笑いました。
なんやかんやと可久士に協力するアシスタントや女性達も優しくていいですね、もちろん十丸院以外。
可久士が今でも妻の捜索をしていることが美談として雑誌に書かれたせいで筆を折ることになったようですが、そのあたりもう少し描いてほしかったな。
姫ちゃんの母親のこともアニメではあまり語られなかったので中目黒と鎌倉の家が同じ間取りの理由とか姫ちゃんのために年齢ごとにボックスを用意した理由とか謎のままです。(気になってwikiで調べちゃいました)
追い込まれると家事をしたくなるとか、休みに風邪をひくとか、鎌倉病とか漫画家あるあるも面白かったけど、鎌倉病以外は私も同じです。
青色メインで描かれたEDが大滝詠一さんの歌にぴったりでした。
<主要登場人物>
・後藤 可久士:神谷浩史
・後藤 姫: 高橋李依
G-PROアシスタント
・志治 仰:八代拓
・芥子 駆:村瀬歩
・筧 亜美:佐倉綾音
・墨田 羅砂:安野希世乃
可久士の担当編集者
・十丸院 五月:花江夏樹
<ストーリー>
「きんたましまし」や「風のタイツ」など下ネタ漫画を描いている後藤可久士は小学校4年生になる娘・姫を一人で育てている。
娘に嫌われないため、娘が学校でいじめられないため職業をサラリーマンだと偽り
中目黒の家をスーツで出て、途中でTシャツに着替え代官山にある仕事場に向かう日々を送っていた。
娘に職業を隠すことにアシスタントを巻き込んだり、娘の相談をしている女性達から口説かれていると勘違いされたり、
反対に無能な編集者に振り回されたりしている。
可久士が必死で守る小学校4年の姫との平和な日常に、高校生になった姫の姿が一人で描かれ謎を投げかける。
18歳になった姫が知る、中目黒の家と同じ間取りの鎌倉の家、父が描いた手書きの原稿・・・
隠し事はあっても幸せな親子に何があったのか!
20.8.16