ニワカオヤジ さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
瞳孔
原作は単行本1〜2巻くらいで断念。絵のクセが強くて苦手でした。
アニメの方の絵は最高級に綺麗で、特に背景はCGとのハイブリッドなのかわかんないんですが、木の葉の揺れやらがとにかく凄かった(語彙力)。
●物語
何のヒネりもないジャンプ王道バトル物ですが、女の子でも容赦なく殺されるのは、ジャンプとしては珍しいと思います。
やはり作者が女性だと同性に容赦がないですね。その代わり男の妄想の権化みたいな女の子は出ないしセクハラシーンもないので安心して見られます。
特に女性を中心に大ブームになったのはこの辺りが関連しているのかもしれません。
●戦い
バトル中に、敵味方に関わらず過去の回想が頻繁に入るのでテンポが悪く感じました。しかもわりと端役にまで過去が用意されていて、丁寧なのかもしれませんがしつこい。
しかしワンピースなら過去編だけで単行本2巻くらい使っちゃうのでまだましかも。
あと、善逸と伊之助は回想が多い上に無駄口ばかり叩いて結局あまり活躍しなかったので鬱陶しいことこの上なかったです。
●服装
竈門炭治郎の緑/黒の市松模様の羽織はカッコイイですね。流行るのも分かります。
ただ、個人的に悲しいエピソードが。
2019年夏に、チェッカーフラッグ柄のシャツを買いました。緑と白の大きめのチェックで、めっちゃお気に入りだったんですが、着てたら「劣化炭治郎」と言われるようになり、泣く泣くその服を封印しました。鬼滅が流行るよりちょっと前に買ったんやという言い訳も信じてもらえず・・・
そういえば、学生のときに軽音部員だったのでロン毛にしてた時も、「劣化キムタク」と言われたなあ。俺の方が先に延ばしてたからキムタクがマネしたんやという主張が自分でも空しかった・・・。
●キャラクターデザイン
女の子は全員例外なく可愛いんですが、それもそのはずで女の子の顔は全員同じ造形で、服装、髪型と瞳孔でしか見分けが付きません。瞳孔もバリエーションは少なく、
①瞳孔が白い:神崎アオイ・尾崎、真菰、竈門家の皆さん
②瞳孔が無い:珠世、胡蝶しのぶ、栗花落カナヲ(うっすら瞳孔あり)
③瞳孔が虹彩の色より濃い:禰豆子
④瞳孔が網掛け:甘露寺蜜璃、胡蝶カナエ
と基本的に4つしかありません。
女性キャラ全員が髪を上げてタオルで巻いて露天風呂につかっている場面では、全く区別がつかないのでこの4パターンを参考に視聴していただけましたら幸いです。
なお、実際にはそのようなお色気サービス回はありませんので悪しからず。