take_0(ゼロ) さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
一言で言えば混沌、わかりやすく言えばクセが凄い
なるほどねー2013年の作品だったのか。
ちょっと古臭い感じが・・・。
ってレベルの話じゃないわ!!
最初は絵柄、雰囲気にびっくりしました、どう見ても昭和のノリ。
実は、特徴的なタイトルと色々なところで話題にはなっていたので、
どんなものかな、とは思っていた。
で、やっとこさ観る機会を作れたので、視聴してみました。
様々な評価を見るに、割と評価は高め、しかしながら、ネガティブな意見もまぁ、散見される、と言った印象でしたが、なるほどね。
正直、2クールの長丁場をイッキ観することはできず、
また、それ以外の理由でも連続視聴はできなかったです。
数話観ては、休み、日を改め、数話観ては・・・を繰り返し、を何ターンかこなしてやっと視聴完了でした。
正直、ちょっと「頑張って」結末を見届けたという感じです。
その理由としては、
1:まず絵が汚い(レベルが低いわけではなく、狙っているのは判るのですが)。私にとって、あの絵柄であの情報量の多さは疲れました。
2:全体的に混沌感がありあり。
ストーリとの絡みは十分あって、重要な役割も果たすこともあるのですが、満艦飾マコ+ファミリーのド根性ガエル的ノリが苦手。
3:どいつもこいつもキャラが濃くて・・・無駄に疲れた&熱血の熱量にやられた。
などなどが上げられるかな。
ただ、ストーリーは、
荒唐無稽ではあるけれども、よく、こんな話を考えたものだと感心。
これって、オリジナルなんですよね。
誤解を恐れず言えば、某エヴァ的要素も多分に含んでいるといっても過言ではないですよね。
無駄に、謎残しはしてはいませんが、大局的にはそのレベルの出来事では?
{netabare} 繊維≒服が人類の進化に影響をあたえ・・・、最終的には・・・おや?誰か(ry {/netabare}
また、王道と言っても良いくらいの敵味方の絡み方。
{netabare}最初の敵が本当の敵ではなく・・・、血のつながりが・・・、ライバルだったものが手を組む・・・、昼行燈だったものが実は・・・、ダメになった武器が再び・・・、武器(服)のライバル間での交換・・・、雑魚とまでは言えないが、取り巻きが意地を見せる・・・、親子の確執・・・、姉妹の協力・・・、などなど、
絵柄がやかましく、無駄な情報量も多い・・・が、アツイ! {/netabare}
よくぞ、ここまで仕上げたものだと感服しました。
北斗の拳ですら、黒塗りにしていた血しぶきを、真っ赤なまま撒き散らすとか、もし今の時代だったら行けるのかね?
最終的に面白かったか
面白くなかったかで言えば、面白かった(ただ、疲れた・・・)という評価になります。
絵柄、雰囲気が合わない人には、苦痛に感じるかもしれないけれども、
観る価値のある作品だとは思います。
機会があれば、ご覧下さいませ。