ドウ さんの感想・評価
2.5
物語 : 2.5
作画 : 2.5
声優 : 2.5
音楽 : 2.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
最後まで観た感想(酷評注意)
第7話まで視聴した感想
~あらすじ~
{netabare} 西暦2020年、ネットワークが欠かせない世界に突如謎の存在「デジモン」が現れ干渉し始めた。
デジモン達が生息するネットワークの向こう側「デジタルワールド」に選ばれ導かれし「選ばれし子供たち」はパートナーとなるデジモンたちと共に、ネットワークに障害を及ぼすデジモンたちへと立ち向かっていく。
選ばれし子供たちとパートナーデジモンたちの冒険が始まる。{/netabare}
といった内容。
この作品は1999年に放送された『デジモンアドベンチャー』(以下「無印」と表記)と比べ、「リメイク」と呼ぶにはだいぶ異なったストーリーとなっています。
ただ大筋の設定や流れで無印と似通った部分があり、出てくる主要キャラクターについては同じものとなっているようです。
観ていて無印に出てきたキャラクターにまた会えるという嬉しさもあるのですが。ストーリー的に異なる部分が多すぎてほぼ別物の新作のような形になっているので、「ほぼ別物なのに無印のキャラを登場させる必要があるのだろうか」と違和感もありました。
この作品はどうしても無印と似通った部分があるので、比較してしまう所は比較してしまうのですが。
ただあまりにも別の作品と比較し過ぎたり、作品を観る入りの段階で否定的に見ていると作品を「楽しむ」という最も基本的で大事な事が難しくなってくると思うので。
なるべく比較し過ぎずに、この作品はこの作品で独立したものとして観て楽しもうとは思います。
ストーリーなど内容的な点は、 {netabare}「悪い事する奴らが現れて、味方がみんなでやっつける」という展開がちょっと単調すぎて盛り上がりに欠ける感じはありますね。単純な内容でも単調な流れだと盛り上がりに欠けてしまいます。
それと主人公達が未知の世界の「デジタルワールド」を簡単に受け入れすぎな所があって、ネガティブな感情の部分があまり見られないのも気になります。{/netabare}
しかしながら物語はまだまだ始まったばかり。これからの展開が気になります。{netabare} デジタルワールドにやってきた主人公の「太一」や選ばれし子供たちとパートナーデジモンたちとの冒険が引き続き楽しみです。{/netabare}
~~2022年3月30日追記~~
最後まで観ました。
結局最後まで「悪い奴が現れて悪さする→正義の力が湧いてきてやっつける→平和になる」という流れが、ほぼ全67話単調に続いただけでした。
特に深みも感じられない、本当に単調な内容でした。
またストーリーのオリジナル要素が強いにも関わらず、昔の『デジモンアドベンチャー』のキャラを使ったのは単なる客寄せの為のように思えました。
これならむしろオリジナルのキャラによるオリジナルの作品にして、そのキャラの掘り下げをしながらストーリーを進めた方がまだマシなのでは?とすら思いましたね。
微妙な作品って「ここが変だよ」という見方をして、逆に面白可笑しく楽しむみたいな方法もあるとは思うのですが。
本作に関してはただただ単調な「悪い奴が現れて悪さする→正義の力が湧いてきてやっつける→平和になる」という流れが全67話続く為、目立ったツッコミらしい事が出来る訳でもなくハッキリ言って退屈すぎました。
これならいっそツッコミ所満載の内容にした方が、まだ楽しめたと思います。
ただ敢えてツッコミ所を指摘するとしたら、「光子郎」という起こった出来事を分析する頭脳派キャラがいるのですが。
その分析が「何でそんな事分かったように言い切れるのか」と疑問に思うくらい根拠に乏しい段階で的確に指摘しすぎていて、まるで脚本家の作った成り行きを解説する解説要員のようになってたのはちょっと面白かったです。
本当に目立った可笑しな部分もなく、ただただ内容が単調だったので、全67話ハッキリと退屈な時間だったと言える代物でした。話数的にも半分以下で十分だったのでは。
あんまり自分が偉そうに評価酷評するのは性に合わないですが、これはしょうがないです。
正直自分が観てきたアニメ作品の中で、歴代ワースト水準と言って差し支えない評価です。