runa21 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
大量の洗濯物
フルーツバスケットは学生時代にすごくはまって、
みんな読んでました。
とにかく新刊が出るとその日のうちに買いに走ったものです。
前作のアニメも見ていたので、
これも見なければと思い見てみたのですが、
なんか・・・こんなだったっけ?という印象。
最近リメイク作品多いけど、
昔ほど夢中になれる感じではなかったかも。
でも、私がこの話で出てくる中で、
大人になってよく思い出すエピソードがあって、
それがこのアニメでも紹介されていたので
こちらに記載しようと思います。
それはシグレさんが、トオルに話すシーンなんですけど、
たとえば山のような洗濯物に囲まれてしまい、
途方に暮れてしまうかもしれない。
本当に全部洗濯できるか、考えるたびに不安になっていく。
でも、時間は過ぎて行ってしまう。
そんな時にどうするのか、
とりあえず足元にあるものから洗濯してみるといいかもね。
そうやって一枚一枚洗っていけば、
気が付けばあっけないくらいにあっさりと
お転送様がのぞいたりするものだから
みたいなことを言うんですよ。
細かい部分はご容赦ください(笑)
初めてこの話をコミックで読んだときは
「あたりまえだよ」
と思ったものですけど、
時がたつにつれ、
この言葉の重みがわかるというか、
この言葉を幾度となく思い出すんですよ。
本当に、
大量にやらなければならないことが積み重なっていたり、
自分の力ではどうしようもないことに直面するんですけど、
そういう時って、頭がパンクして
本当に途方に暮れるんですよね(笑)
やらなきゃいけないことはわかっているのに
頭も体も追いつかない。
そんな状態に何度か遭遇するんです。
そういう時に、必ずこの言葉を思い出すんです。
もう、とにかく
「やるしかない」って開き直りって重要(笑)
気が付けばきれいに片付いていたり、
誰かが手伝ってくれる時もあったり、
逆に誰かが途方に暮れているときに
手伝うこともあったり・・・
とにかくそういうことが結構ある。
この時のシグレさんの言葉に
何度救われたことか・・・
絶対にこのセリフだけは省略してほしくなかったので、
リメイク版でも入れてくれていたんでよかったです。