ハウトゥーバトル さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
なわけが....ある?
序盤 ええと
中盤 ああ
終盤 ??
この話は兄が妹の趣味を知ってしまった話
ジャンルはコメディ・ハーレム・微恋愛・アニメ・オタク
主人公はオタクではないのですが妹が魔法幼女アニメオタクというものです。
妹系の象徴とされる本作ですが、シスコンアニメかと言われると微妙な線です。この兄の行動が妹に対する標準的な行動なのか否か私が判別できないのでなんともいえませんから。前に叔母の子供(赤子)を見させてもらったのですが、可愛いかったですね。育てるって考えると嫌ですが見てる分には可愛いので癒しですね。果たして妹にそのような癒しを求める精神をもつことが普通なのかは非常に怪しいとこではありますが。話が逸れてしまいましたが、「うわ!妹溺愛系のイタイ奴だ!」とはならなそうです
基本はオタク妹に振り回される非オタ兄の話なので、コメディ展開が多いです。ただ女キャラが多く出ており男性キャラは少ないです。出てるとしても友人Aと父親と友人(女)の弟と祖父くらいです。あとはモブです。出てくる女の子が意味深な言動をしま来るものの、直接的な表現をしてないのでいわゆるラブコメではないかな、という感じです。いや、微妙だな…まぁいいや
なので自分がまるで沢山の女の子から好かれてるという痛い妄想を楽しみたい方は本作は向いてないです。今後どうなっていくか分かりませんが。
内容です。序盤はThe掴みです。キャラ説明と展開の導入があり、インパクトとテンポの良い物語展開で序盤は飽きないと思います。妹という存在自体が嫌いな方はこの時点でダメだと思います。中盤では物語の盛り上がりを見せ、兄らしい事や妹チックなことをされます。終盤ではいつの間にか着地していました。物語の展開がしっかりありますが、打ち切りのような不自然なラストです。賛否両論のラストではあると思うのですがこれは尺が足りなかったのか、それとも人気がなかったのか
と思ったのもつかの間ニコニコなどでTrueRouteなる12〜15話が配信されました。視聴者が予想していた結末はおそらくこっちです。いや私だけかもしれませんが。とりあえず本作の真エンディングはこっちなのでこっちのラストを物語として評価したいと思います。
TrueRouteでは展開がちゃんと起きています。終盤にも関わらず落ち着く様子の無い展開には驚かされます。
キャラは好印象です。女の子は可愛く、一人一人個性の溢れる良い子ばかりでした。男性キャラも話を盛り上げる要素の一つとして上手く使われていたと思います(決して男性を見下してる訳では無いです(焦り))
監督は神戸洋行さん。Viper's Creedの監督をされた方ですね
シリーズ構成は倉田英之さん。かんなぎのシリーズ構成をされた方ですね
キャラデザは織田広之さん。原作の表紙イラストを担当したかんざきひろさんでありながらイントロが長いことで有名な鼻そうめんPさんですね。ほんと多彩だなこのひと
劇伴は神前暁さん。言わずとしれた作曲家さんですね
アニメ制作はAIC Buildさん。アマガミやそらのおとしものを制作したところですね
作画は良かったです。動きも細かく、丁寧さを感じました
opはボカロPてもあるkzさん作詞作編曲、ClariSさん歌唱の「irony」
edは毎回変わります。ニコニコ動画で応募してたやつですね。有名ボカロPも採用されたので嬉しいです
声優さんはとても役に合っていたと思います。
総合評価 まぁまぁ暇つぶしには?