徳寿丸 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
むきゅ~~
ゲーム未プレイ(2020.8)
アプリゲーム?だったかな、同僚が3年前?位にインストしてやってたな。まだ配信してるのかな。所謂、無料ゲームでアプリ内課金(主にガチャでキャラ引きゲー)システムのゲーム。まど☆マギのキャラも出てくるけどそれ以外はゲームオリジナルのキャラ。で、そのゲームのアニメ化って事なんだけど作りは前作同様シャフトさんで特に不満もないし自分はキュウベエ好きだからチビキュウも申し分ない。
ただ、ゲームオリジナルストーリーの魔法少女救済組織の存在とシステムを無印「まど☆マギ」完結視聴者がどう消化するかの問題。要はまどかやほむらの涙ぐましい魔法少女システムへの反抗物語の虚無感の消化。個人的に受け入れ難いというのが本音。彼女達の自己犠牲や努力をちゃぶ台返ししているようなもんだからね。別物と割り切れるなら問題にはならない。が、それなら「まど☆マギ」キャラを出すべきではないかな。まぁ、続きがあるようなのでその辺うまく処理できれば面白いキャラもいるので評価変わるかも。
私のツボ:OPのキュウベエバス
2期~3期視聴済(2022.5)
一応外伝という事で本編まど☆マギには影響しないという括りで終わっている。という事はこの魔法少女達の頑張りとは一体何だったのか?という事に集約されてしまうわけだが・・・それこそがまど☆マギの悲壮感や虚無感に繋がるのかもしれない。
さて、全体的な感想だが、まず登場人物が多い。最後までキャラと名前が一致しずらかった。声優陣も豪華ではあるがその豪華さの割にキャラそのものの存在意義がチグハグだった感は否めない(ガチャゲー故、そのキャラ自体にそれ程重要な役割が与えられていない為、物語で都合上与えられたにすぎないので薄っぺらい)。また、シャフトにしては2期途中、作画や演出が崩れている部分を感じた。それに伴い、ストーリーも魔法少女の悲しい運命だけを重複してみせつける事しかできず、主人公においては、全く主人公としての存在感が希薄でいい人だけで右往左往している弱さしか見いだせない。
特に失敗だと感じるのは、前作で人気も高い「マミさん」をただの道化として扱った事だろう。出すなら出すでもう少し配慮有る使い方があったのではと思う。その辺りも新房監督、虚淵氏でなかった事がクオリティの低さに繋がった原因だと思う。全て弱い。まぁそれはそれである意味正解なんだよ、まどか以上の素質を持った魔法少女はいないわけだからね。
最終的評価は3.3位かな。
私のツボ:2クール分使う内容ではないよね