take_0(ゼロ) さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
高木さんはからかいたい
まったく、西片くんがうらやましいよねぇ。
多少、出来過ぎで、ある意味ファンタジーとも言えるかもしれないけれども、学生時代を振り返ってみれば、多少なりとも、こういった要素はあったかもね。
もっとも、わが身を振り返ってみれば、西片君の1/500、1/1000程度だったかもしれないけれども・・・。
物語は、
高木さんという女の子にいつもからかわれて「くそー高木さんめ~」と、
いつか高木さんに「からかい」で勝利したいと日々奮闘する西片くんと
からかい主となっている女の子、高木さんとを中心としたラブコメかな。
まぁ、アオハルだよねぇ・・・オジサンとしてはシミジミと感じてしまいます。
そして背中のあたりがくすぐったくなりながら、観させていただきました。
一応、からかい部門では「勝負」ということで、勝ったの負けたのやっているんですが、ここら辺は、まぁ、ままごとみたいなもので、ほほえましい限り、
西片くんは、まだ、ピンときていないようで(ホントかな?ま、ホントっぽいよね)勝負勝負言っていますが、高木さんは、ね。
さすがこの年齢では女の子はしっかりしています。
着々と、西片くんと絡める機会をつくり、思い出作りというか、物心含めて西片くんコレクションをしている感じです。
自分を振り返ってみても、やっぱり男(の子)はバカですよねぇwww
あと、これはお前にも言えることだ!中井くんよ。
そしてね、高木さんは、色々な意味で女の子らしいですよね。
ちょっと、腹黒いというか、計算高い点も含めて。
そして、ガキである男の子を上手に扱っています。
もちろん、かわいい部門でもめちゃくちゃ可愛らしいです。
最初はちょっと頭でっかちで、でこっぱちな娘だなぁ、なんて思いましたけど、これくらいの方がイヤらしさが出なくていいのかもしれません。
もうね、ガキの西片くんを見透かした様に「ふ~ん」なんて見つめられた日には・・・。
もうね、この二人のやり取りをニヤニヤして観ていればそれでいいんじゃないでしょうか。
あえて、もう赤の他人か、親戚のオジサン目線で、俯瞰で見る方が正解のような気がします。
ちなみに・・・第12話で一番最初の出会いのエピソードがあるんですが、
{netabare}高木さん・・・これは一目ぼれしちゃったんだね~きっと。
そう考えると、色々と腑に落ちる・・・{/netabare}
あくまでも私見ですけど(原作未読です)
あと、高木さん、西片くんが名字だけしか描写されていないのは、感情移入しやすいようにですかね~。
現役の学生さんとかが観たら感情移入しやすいようにとか・・・。
考えすぎかな。
ああ、それと、
三人組の女子ミナ、ユカリ、サナエたちもアクセントとして、いい味出していますよね~。
ユカリが高木さんと西片をやたら気にするのは、単に恋に恋しているから?それとも、西片くんを・・・なんて思ったりもしましたが。
ちょっと、背中をむずむずさせながら、
学生時代を思い起こしながら観れる良作です。
「くそーーーーーーー、西片くんめ~~~~~~~!羨ましいぞ。」