wp38 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
良い酒場に必要なモノ (※編集済)
全24話で1話あたりが約15分程。
前半10分少々が本編で、その後1~2分くらいのおまけ的なものがあり、
最後にEDといった感じです。
{netabare}まず言いたいのは、おまけ部分が全くいらないって事。正直邪魔でした。
1話を2部構成にしてOPとEDを含め半分の12話に、それ以外の部分はまとめて別途、
といった具合にして欲しかったです。
ただこれに関しては、おまけ込みで各話を楽しんでる方もいるでしょうし、当時の放送
枠の関係上仕方のないことだったのかもしれないので、あくまで個人的な意見の1つと
いう事でご容赦を。
それと作中で皆が皆、生(ビール)の事を"トリアエズナマ"って呼んでいるのですが、
何故いつまでも訂正しないでいるのだろう?と終始疑問に思ってました。
この他にも似たような感じで注文してるのがいくつかあったのですが、何故か最後まで
訂正されていませんでした。
『異世界食堂』という作品を先に観ていたのもあり、頭では別物だと分かっているものの、
そこら辺にどうしても違和感を覚えてしまいます。
物事には大なり小なり必ずそれに至った理由が存在すると思っているのですが、出来る事
なら何故に訂正しないのか、大将やしのぶさんにその理由を聞いてみたいです。
あとは勘違いが多かったですね。
ただこの勘違いのおかげ(?)でお店の危機が回避されたというのも事実。
普通勘違いとなれば状況が悪い方向に向かう場合が多いと思いますが、この作品においては
ほぼ全てが良い結果となって帰ってきてました。
架空の物語だからご都合主義は当然、と言ってしまったら元も子もないですが、たとえ気に
障る言動や行動をするお客に対しても、真摯に向き合い親切丁寧な態度をもって接してきた
からこそ徐々に人脈を広がっていき、結果お店の危機を脱するきっかけになったのだと思い
ます。口で言うのは簡単ですが、なかなかできる事ではない気がします。果たして世の中の
何割が実行できているのか。少なくとも一流と言われてる方たちはそれが出来ているから
こそそう呼ばれるのでしょうね。まぁ例外はあるようですが。
そういえば、前世の記憶を持ったまま異世界に転生、といった設定の作品が
結構ありますが、こういった作品の世界に干渉する可能性は無いのでしょうか?
もしあったらそれはそれで面白いかも知れないなぁって思いました。{/netabare}