ニワカオヤジ さんの感想・評価
3.6
物語 : 5.0
作画 : 2.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 5.0
状態:今観てる
アニメの作画さえ良ければ鬼滅超えは約束されていたのに・・・
原作漫画は既読で、バトル系漫画としてはトップクラスに面白くて、いつも次巻が出るのを心待ちにしています。
以下、ほぼ原作のレビューです。
敵・味方とも戦闘能力(頭脳・技量)に大差がなく、武器も汎用のものを応用して使用しているので、勝利するには戦術とチームワークが全て、というところが他のバトル漫画と一線を画しています。
よって、
〇チートキャラがほとんど存在しないのでドラゴンボール等のように戦力がインフレしない
〇弱い味方・敵が修行や怒りのパワーで突然に覚醒しない。
〇「ティロ・フィナーレ!」とか必殺技の名を叫んだりしない。
〇ジョジョのように矛盾だらけの謎理論で煙に巻くことがない。
などバトルもので陥るテンプレな展開が全くなく、延々と戦ってますが飽きません。
(注:ドラゴンボールもジョジョもまどマギも全て好きです)
単純な線で描かれている上にキャラクターの数が異常に多いのにちゃんと描き分けされてるし、女の子は判子絵で全員可愛いということはなく、やや不器量、普通、まあまあ可愛い、可愛い、美人、と様々なレベルの女の子がいるのが凄いです。
ただし、アニメでは顔の作画がわりとひどくて、可愛いキャラもゆがんでいるのが難点。単純な線で描かれているのでバランスがちょっと崩れただけで作画崩壊が目立ちます。
同じジャンプのバトル漫画である「鬼滅の刃」がアニメで大ヒットしたのに対し、物語としては本作の方が内容が濃くて(2020年10月現在で単行本がどちらも22巻)数倍は優れているし、こっちは深夜じゃなくて朝に放映してたのに、ブームにもならず地味に終わっているのが悔やまれます。
アニメはやはり内容よりも作画が重要なんですね。