U さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
D. ネタバレ注意 – 話が飛び飛び
Y.Aの小説 「小説家になろう」で2013年6月から2017年3月まで連載
貧乏貴族の八男に転生したサラリーマンの出世物語
<主要登場人物>
・ヴェンデリン・フォン・ベンノ・バウマイスター(ヴェル):石上静香、榎木淳弥
・エリーゼ:西明日香
・イーナ:小松未可子
・ルイーゼ:三村ゆうな
・ヴィルマ:M・A・O
・エルヴィン:下野紘
<ストーリー>
サラリーマンの一宮信吾は仕事から帰って夕飯の豚バラを食べようとしたところで気を失ってしまう。
気が付くと何かのパーティ会場で子供の姿だった。
5番目の兄エーリッヒ(松岡洋平)の話から自分はバウマイスター騎士爵家の八男ヴェンデリン5歳、今日は長兄クリトの結婚式だと分かる。
騎士爵家ならそれなりの暮らしができると期待したが、実際は人口800人しかいない僻地の貧乏貴族で長男と次男以外は家を出て自活しないといけないらしい。
将来が不安に思えたが書斎にあった水晶で魔法力チェックをすると自分には魔力があることがわかる。
が、指導者も指導書もないので魔法の使い方が分からない。
そんな時、森で「語り死人(アンデッド)」の魔法使いアルフレッド( 浪川大輔)に出会い魔法を教えてもらう。
魔法を伝授されたヴェルはアルフレッドのゾンビになる前に浄化して欲しいという願いを聖魔法で叶える。
12歳になりブライヒブルクの冒険者予備校に特待生として入学したヴェルは
後に冒険者パーティ「ドラゴンバスターズ」のメンバー兼、家臣と側室になるエル、イーナ、ルイーゼと出会う。
実家のバウマイスター家の寄親でもある王国で一二を争う大貴族のブライヒレーダー辺境伯の園遊会に招かれたヴェルはアルフレッドの師匠の上級魔法使いブランターク (屋良有作)を紹介される。
ブランタークはヴェルのパーティ「ドラゴンバスターズ」の最初の仕事である老地竜・グレードグランド退治に指南役として付き添ってくれたり、
貴族としての知識に乏しいヴェルに助言するなど弟子の弟子として面倒を見てくれる頼もしい存在となる人物。
五男・エーリッヒの結婚式に参列するためブランターク、エル、イーナ、ルイーゼと共に王都スタットブルクへ向かう途中、骨竜のアンデッドを倒したヴェルは竜殺しの英雄として準男爵の爵位を受け王都に留まることになる。
相続したアルフレッドの遺産と竜退治の膨大な報奨金に加え爵位まで得たヴェルはホーエンハイム枢機卿の策略で孫娘で治癒魔法を持ち聖女と呼ばれているエリーゼと婚約する。
八男として生まれ成人して家を出た後は貴族でなくなるはずが、実家より上の爵位(準男爵→男爵→伯爵)と膨大な資産、かわいい婚約者を得て順風満帆に思えたが、お家騒動に巻き込まれてゆく。
バウマイスター家は長男のクルト(杉田智和)が跡を継ぐ予定だが、バウマイスター家が所有する広大な未開発地域の開発を進めるためには無能なクルトではなくヴェルに跡を継がせたいと望む王室と貴族達 と 優秀なヴェルへの領主交代を望んでいる領民たちに後押しされ、長兄クルトの暴発を誘い失脚を企んだヴェルだったが
ヴェルに近しい貴族達を貶めるためクルトに悪知恵を与える貴族によりクルトは破滅へと向かってゆく。
<メモ>
はちお かと思ったら はちなん でした。
異世界転生って事故で死亡か勇者として召喚されるパターンが多いと思いますがこのアニメの主人公は異世界の5歳児に転生した理由が明かされません。
サラリーマンの一宮信吾はどうなったのかも不明。
1話冒頭のハーレムっぽい描写で苦手な展開だと思ったけど
主人公のモテモテは地位と財産によるものなので最後まで観られはしました、が
6人のパーテで女子4人は嫁と側室って気持ち悪い。
この後、原作では{netabare} さらに側室を迎え子供を作っていく{/netabare}ようなので続編はあっても観ません。
貴族社会のしがらみを嫌っていたはずなのに側室制度はあっさり受け入れるっておかしくないですか?
・魔力の独自修練
・冒険者予備校
・冒険者パーティ「ドラゴンバスターズ」
・貴族社会のしがらみと長子相続
・元の世界の料理
本ではきちんと描かれているのかも知れませんがアニメではどの話も中途半端でした。
20.8.2