砂粒と嵐 さんの感想・評価
3.1
物語 : 2.5
作画 : 2.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:途中で断念した
女の子ふたりぐみの尊さと水樹奈々的世界観
かなり時間をかけたけど見終えることができなかった。
プリキュアっ娘だったので、こういう戦う女の子系は好きかなと思ったけど、いまいちハマらず…。
雪音クリスが仲間に加わるくらいまでは見た。
コップの縁についた口紅の跡や、ブラジャーつけたあとに胸を寄せるしぐさや、なんかこまかいとこにフェチズムを感じた。
「女の子のふたりぐみ」っていうのはめちゃくちゃ良い。
響と未来の関係はまさに女友達の親友のそれで、女の子どうしならではの距離感の近さ、親密さ、ほとんど依存のような絶対的信頼、の温度感にきゅんきゅんした。
素直でまっすぐな響ありきの、未来ちゃんの絶対響を信じて影から支える健気さが愛おしすぎる。寮で相部屋っていうのがまた、夢があっていい。
翼と奏の間にはまた別のかたちの信頼と愛がある。奏は最初のうちからいなくなってしまうので、もはや翼のフィルターを通した奏のことしか視聴者は知ることができないけど、奏は太陽のような人柄で、それに照らされ生かされる翼、一生届くことがない存在に手を伸ばしつづける翼、もうその関係が尊すぎて好き。
「うた」が兵器である、ということの必然性はよくわからなくて、世界観についていけなかったかも。
アツいな〜と思いながら見る箇所もいくつかあったけど、「次の話を見たい!」とはあまりならなかったのが不思議。
あとは全体の印象として、水樹奈々がつよすぎる。
個人的に、水樹奈々的なアニソンをあんまり好まないので、水樹奈々的な主題歌も劇中歌もバトルシーンの音楽も舞台のつくりも、芋づる式で好きになれなかった感じだった。
好きな人はすごく好きなんだと思う。
あとどうでもいいけどライブ会場のオーディエンスのモーションがおかしかったので爆笑した。