ウェスタンガール さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
切り干し…
DAICON!!!
ガイナックスを支えた定番保存食である。
慢性中二病患者の妄想レシピが、相対性理論と量子論を巻き込んで、我々を時空の彼方へ誘う。
味付けは推して知るべし。
反発と依存が相半ばする“面倒くさい”主人公と“難解な”父親、危ないお姉さんと“遠い”目をした孤独な少女、そして秘密組織である。
セルフパロディとフリフリ、クリクリなお遊びが絶妙、とても愉快な作品だ。
そのDNAは、宿主を乗り換え未来へ受け継がれてゆく。
果てしなき流れの果て、彼らの末裔が見る夢は、変わらず“こじらせた”形を保ち続けているのであろうか。
最後に、P!についての妄言を、
“Pillows”の“Ride on Shootinng Star”に乗せて、ベスパとハル子さ~んが魅せてくれるフラットランド(BMXフリースタイルの一種目)の演舞が素晴らしい。
もうこれは、“トップをねらえ2”である。
そう、エキゾチックマニューバである。
ちなみに、フリクリ、クリクリ、ジジイの下ネタトークでOKなのだが、チョット穿ってみたいなと。
フリクリ、FLCL、“Fl”と“Cl”。
-Fl-
フレロビウムは自然界には存在しない合成元素で、核電荷が非常に大きいエキゾチック超重元素、将来、二重魔法数の秘密が解かれ、安定の島が発見された時、我々人類は“海賊王”になれるのだろうか。
-Cl-
塩素
危険な“黄色い”毒ガス、ハル子さんとベスパである。
意味はない。
暇なのだ。