かんぱり さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
「生きる」ってこと
体を改造され、条件付けと呼ばれる洗脳を施されて、戦うことを命じられる少女たち。
でも彼女たちは無理やり拉致されてそうされたわけではなくて、家族全員殺されたり、親に殺されかけたり、全身麻痺の病気だったりとつらい過去を持っています。
でもその過去の記憶は消され、今はそれぞれの担当官への愛と、「仕事」をすることで自分が必要な存在なんだと、新しい居場所のために必死で生きています。
人って誰かに愛されて、そして誰かに必要とされているから生きようって思えるんだと思う。
「戦う道具」として短い命を捧げている彼女たちのことを考えるとせつなくなるけど、でも、ほんの短い間だけでも誰かに愛されて、必要とされたことは彼女たちにとってはとても幸せな時間だったのかな、と思いました。
全体的にせつない話が多いのですが、5話のクラレスのお話がとても切なくて。
この子たちをぎゅーっと抱きしめてあげたくなりました。
ちなみにこの後2期も少しだけお試しで視聴しましたが、別作品と割りきれれば普通に見れる・・かな?という感じでした。
2020.8. 2初投稿
2020.8.31修正