U さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
B. ネタバレ注意 – ミナレのしゃべりが癖になる
沙村広明の漫画
2014年7月から「月刊アフタヌーン」で連載中
札幌のラジオ局を舞台に26歳の女性の成長?日常?物語
<主要登場人物>
・鼓田ミナレ:杉山里穂
藻岩山ラジオ局(MRS)
・麻藤兼嗣:藤真秀 ディレクター
・南波瑞穂:石見舞菜香 AD
・茅代まどか:大原さやか 人気パーソナリティ
VOYAGER
・中原忠也:矢野正明
・城華マキエ:能登麻美子
他
・須賀光雄: 浪川大輔 ミナレの元カレ
・沖進次: 内山昂輝 ミナレと同じアパートの住人
<ストーリー>
26歳の鼓田ミナレは50万円貸した彼氏に逃げられたことを、飲み屋でたまたま隣に座ったおじさんに愚痴っていた。
「いやあ~~~~ッ、25過ぎてから男と別れるってキツいですね!」
翌日、アルバイト先のスープカレー屋VOYAGERで接客しているとラジオから自分の声が流れてきた。
昨日飲んで愚痴った話がそのまま流れてきたのだ。
おじさんは藻岩山ラジオ局の麻藤ディレクターでミナレの愚痴を録音していたのだ。
驚いたミナレは店を飛び出しMRSに向かい放送を止めるよう直談判する。
ラジオは3秒無音になると放送事故になるから放送を止めるならお前が間をつなげと言われアドリブで言葉を叩きつける「光雄!お前は地の果てまでも追い詰めて殺す!!」
ミナレは、滑舌の良さと、頭の回転の速さと、人を安心させない傲慢なのに不快じゃないしゃべりを買われラジオパーソナリティにスカウトされる。
一方、アルバイト先の店長はミナレの仕事振りを評価するものの「夢空間」を謳ってるこの店に客と楽屋トークをするようなミナレは合わないと思っていたため仕事中に突然店を飛び出したミナレに首を言い渡す。
元カレに80万円の貯金中50万円を持っていかれ、アルバイトも首になりそう、しかもアパートの更新と車の車検が迫っていた。
ミナレは寝るところの確保のためパーソナリティになることを承諾し、
ADの瑞穂の家に居候しながら「波よ聞いてくれ」という冠番組を持つことになる。
<メモ>
タイトルからサーフィンとか海の家のアニメを想像していたら全然違いました。
原作は読んでいないのですが、これだけのセリフ量だとアニメ向きですね。
セリフ量と言ってもほぼミナレがしゃべってるんですが。
ミナレ候補には杉山さんのほかベテラン2人が残ったとか、
ベテランということで朴璐美さん、斎賀みつきさん、甲斐田ゆきさんを想像しましたが皆さんは?
主人公はラジオが好きとかパーソナリティに憧れていたとかいうことはまったくなく
たまたま知り合ったディレクターにしゃべりの素質を見出され自身もラジオの役割を気づき始めたところで終わりました。
原作は続いているそうですが、マキエさんが放送作家になって一緒にラジオ番組を作ったりするんでしょうか?
ミナレはダメンズが好きなようですが、中原みたいな人と付き合った方が幸せになれることに早く気づいて!
でも、そうすると自虐ネタが面白くなくなるのか?
「記憶を失うほど酔っていても靴を揃えて脱ぐ」理由が面白かった。
沖さんのその後が気になる。スラブ系3世の彼女に再開できたのか?なぜ行方をくらましたのか?
ミナレのお父さんもシセル光明と知り合いだったんですかね、実はお母さんだったり?
追記
作画だけ、3.5にしたのは目の中のグレーの部分が気になったからなんだけど他の方のレビュー読んだらやっぱり気になった方がいるみたい。
なんなんでしょうね?
20.7.31