でこぽん さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
お人好しで不幸な当麻は…実は幸せ者(?)
この物語の原作はラノベ史上歴代一位の発行部数です。
その数は、なんとシリーズ累計で3,100万部
世界の多くの若者が読んでいる小説です。
その魅力はなんといっても主人公の上条当麻。
彼には信念があります。
目の前に泣いている子がいて、誰も助ける人がいないのならば、
どんなことをしてでも助けたい。
その信念のために、彼は一文の得にもならないことを毎回します。
いつも傷だらけになり、血まみれになり、戦います。
しかも当麻は、女の子に対して何の見返りも求めません。
普通、多くの男の人は、女の子を助ける際にモテることを期待します。
特に綺麗な子や可愛い子だったら、恋人になってくれることを期待するでしょう。
でも当麻は、泣いている子が笑顔になってくれたらそれでいいのです。
それ以上のことを当麻は望みません。
本当に当麻は、バカがつくほどお人よしです。
この物語の舞台は学園都市。
国により設置された超能力開発のための都市です。
そこで当麻は無能力者として落ちこぼれの部類に属します。
でも、彼の右手は、すべての異能を打ち消す力を持っています。
超能力だろうが魔法だろうが、彼の右手にかかれば、全て打ち消されます。
そして、神の祝福さえも…彼の右手が打ち消してしまいます。
だから当麻は、いつも不幸をしょい込みます。
でも、そんな当麻の周りには、いつの間にか多くの友達が集まります。
頭が良いわけでもなく、スポーツが得意なわけでもなく、お金持ちでもないのですが、当麻には男女を問わず沢山の友達がいます。
もしかして、それが一番幸せなことなのかもしれませんね。(^_^)