tinzei さんの感想・評価
2.4
物語 : 1.5
作画 : 2.5
声優 : 2.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
ガルフォース第六作目、最終回が一番の駄作ってどうなのよ・・・・・
観る順番。
①ガルフォース ETERNAL STORY(約90分)
↓
↓数十年?
↓
②ガルフォース2 DESTRUCTION(約50分)
③ガルフォース3 STARDUST WAR(約60分)
↓
↓2000年以上
↓
④レアガルフォース(約60分)
⑤ガルフォース地球章(約50分×3話)
↓
↓200年以上
↓
⑥ガルフォース新世紀編(約45分×2話)
↓
↓繋がり無し
↓
⑦ガルフォース・ザ・レボリューション(約30分×4話)
【作品解説】
ガルフォース第六作目。
MMEとの決戦から200年以上経った後の話。
作中で決戦からの200年の間に、新人類ユーマンが生まれ人間に反旗を翻した、という設定だが、その新人類に対しての詳しい説明がない。
キャラのデザインは①とほぼ同じで、彼らの子孫&生まれ変わりであることを暗示させている。
二話ともエンディングが違うが、一話をルビィの声優、二話をキャティの声優が歌っている、ルビィの声優は本業が歌手なのでわかるが、何故二話は本職が声優の人に歌わせたのか、両方ともルビィの声優で良かったのでは?
【感想】
はっきり言って一番の駄作。
まず利用されたユーマンの詳しい説明がない、最初人間に作られたバイオロイドかと思ったけど、ルビィがユーマンとのハーフってことはそれもなさそう、結局はゴーンが仕組んだ戦争っていうのは分かったから、そこに至るまでの詳しい設定が欲しかった。
そして一番の問題はオチ、プレアデス星団に向かって終わりってどういうこと?ゴーンも結局生き残ったままだし、だからって主人公たちが滅びるバッドエンドでもないし、まだ続きがある作品の終わり方ならわかるんだけど、2000年以上の時系列を繋げた作品の最終回がこれなのは納得がいかない。
一応、プレアデス星団にも何か意味があるんだろうけど調べんのもめんどくさいや。
【各話あらすじ】
・第一話
MMEとの戦いから数百年後の世界、途中ジェノバ率いるユーマンという新しい人類との戦争があったが人間は何とか勝利した、人類は外気から逃れるため巨大なシェルターを作りそこで暮らしていた。
数あるシェルターの一つベスピオ市にて、学生であるクリスがいつものようにバイトに行くと、市民カードの更新が必要だと言われる、期限が切れると施設を使えなくなるがクリスは最近更新したばかりだった。
同じくOLのガーネット、学生のパール、ファストフード店バイトのルビィ、受付嬢のマーブルが同じ理由で呼び出されていた。
一方ベスピオ市ではユーマンの子孫を名乗るテロリスト、ノバの行動に頭を悩ませていた、ノバは指導者の力を借り街のネットワークを制圧していった、ベスピオ市上層部はノバを逮捕するため部隊を差し向けるが指導者の力で警備ロボが暴走、人間を殺し始める。すると街の画面にGORNという文字が現れた、実は指導者とはかつてのMMEのボス、ゴーンだった。
ノバは人間抹殺を喜ぶがゴーンの目的はユーマンも含めた人類の抹殺だった、利用されたことに気付いたノバは、ゴーンを倒そうとするが逆に殺され肉体を改造される。
一方クリス達はカード更新に必要な場所へ向かい全員が顔を合わせていたキャティが現れ、宇宙へ飛び立つことになる。
更に月と火星ではゴーンによって支配されたネットワークによりお互いが惑星ミサイルを発射、月の航空部隊にいたダイヤが迎撃に出るが戦闘機をジャックされ宇宙を漂流していた。そこへ宇宙へ飛び立ったクリスたちの船と遭遇し合流する。
地上に残ったキャティはノバの体を使ったゴーンに捕らえられる。
・第二話
船はキャティが設定した場所へ向かっていた。
船内では必死に連絡を取ろうとするがどこからも応答はなく、軍人のダイヤの態度を巡って内紛が起きようとしていた、その時後方の船から連絡があった、映像ではキャティが映し出されていたが実はノバの体を使いキャティを捕らえたゴーンの船だった。
喜ぶ一行だったが船のコンピューターに異常を感じる、ダイヤはそれが戦闘機を乗っ取った時の前兆と分かり、マーブルたちの制止を振り切り通信を辞めさせる、理由を説明するとクリスはベスピオ市を壊滅させたGORNと同じだと言い、かつてMMEを率いたゴーンではないかと言う、だがダイヤはどうせユーマンの仕業だと言い、ユーマンの血を引くルビィと対立する。
船内が落ち着きを取り戻し始めた頃、船に戦闘機が接近する、戦闘機はゴーンに操られた敵機で船は攻撃を受ける、船内の消火活動をするが、船内に生体兵器が侵入した形跡を見つける。その最中目的地が木星と分かり、すぐそこまで来ていることを知る。
ダイヤたちは生体兵器の捜索にあたり、何とか撃破することに成功する、だが生体兵器はもう一匹おり、船が破壊されていく、だがすぐそこに目的地である木星の軌道上ステーションがあり、船を捨て脱出ポッドで向かう。
ステーションにつき、ドッキングしている船に乗り込むが、すぐそこにゴーンとキャティが来ていた。
キャティは船の目的がプレアデス星団であることを告げゴーンの妨害を退け船を発進させる、キャティは船への伝言で新世紀が始まると言い、ステーションと共に消えていく。