シン さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
躍動感はんぱない
野球、バスケに続いてバレーボールのアニメ。
バレーボールは普段日本代表戦しか観ないのですが、評判がとても良いので視聴してみました。
主人公やその相棒のキャラ設定に目新しさはないものの(視聴の順番がめちゃくちゃなので、申し訳ないのですが)烏野高校メンバーのキャラがみんな面白くてたまにクスクス笑いながら見ました。ギャグセンスが秀逸で、かといって試合のテンポを悪くするわけでもなく、真剣な場面と面白い場面のバランスが良かったです。
作画もとってもきれいで、バレーボールの迫力、特にサーブを打つ時の躍動感が半端なくて、バレーボールってすごい!って思わせられます。
登場キャラクターがみな性格が良くて、バレーボールに真摯に向き合っているとことがノンストレスで見れます。
特にすごいのが3年の菅原さん。影山という天才が入部してきて、正セッターとしての座が脅かされるときに「自分たち3年が長くプレイできるチャンスを多くできるのが影山なら迷わず影山を選ぶべきだ」と言えるのがすごい。
普段は暴走気味の日向達のストッパー役かと思いきや、たまに面白かったり、毒舌だったり、更には試合中のメンバーの様子を冷静に観察して指示を出せるハイスペック。スタメンではなくてもとてもかっこいいです。
敵高キャラも面白くて自校他校なくみんな仲良しなのが微笑ましい。
青葉城西の及川さんと、音駒の黒尾さんが特に好き。「俺たちは血液だ・・・」は盛大に笑わせてもらいました。
月島くんと、山口くんの成長は今後描かれそうで楽しみです。
ちょっと不満だったのは、日向が入部して初の練習試合でいきなりスタメンだったことでしょうか。桜木花道以上のスピード出世。いくら素人じゃないとはいえ、ちょっとリアリティに欠けますし(高校で頑張ってきた2,3年生の立場・・・)、スタメンを勝ち取るまでの葛藤も見たかった気がします。
とはいえ見ていてとても爽やかな気持ちになれるので、2期も観てみようと思います。