7でもない さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
本とコミュニケーション
死と闘病でお涙頂戴するのはずるいと思いつつ不覚にも2回泣いてしまった
桜良が全編光り輝いている。図書館で椅子に座って遊ぶ桜良がかわいい
横になる桜良もかわいい。押し倒される桜良もかわいい、星の王子みたいな桜良もかわいい。Lynnの演技もかわいい
桜良を通して、特に恭子を通して描かれる僕の成長もまぶしい
ガム男ことカズマさんこと福島潤のキャラも夏空みたいに心地よい
恭子と僕がくっつくかと一瞬思ったけど、そういうことか。お幸せに
あの病院、病院の待合ロビー、413号室、cafe spring、駅前、図書館、通学路、浜辺、桜並木、博多のヒルトンホテルのスイート、お墓、駄菓子屋、一泊二日の旅に疲れガランとした電車の中に深く座り込みじりじり照り付ける夕日、展望台からの眺め、桜良の家、桜良の部屋が好きだ
あの世界が好き
[本とコミュニケーション]
・共病日誌を拾う所から僕と桜良の関係は始まり
・図書委員となる事で二人は仲良くなった
・最初は本に集中して桜良の事を見ようとしていないのが徐々に桜良の事をみつめるようになる
・恭子が僕につっかかる所で僕は本(こころ)を落とし
・隆弘に殴られた時、借りた星の王子様は僕のカバンの中から落ちかける
・最初は使うのを嫌がっていた携帯なのに最期は桜良のメールが待ち遠しくてたまらなくなった
・僕は桜良に精一杯の心を込めたメッセージを携帯で発して、それを桜良がしっかり受け止め死後日誌(本)で答えた
・僕が日誌(本)を恭子に見せ否定された後に諦めず、春樹は恭子を追いかけて自分から声をかけて人間関係を築こうとした
・そもそも桜良が僕に興味をもったのは僕の読書してる姿らしい?
この話の骨格や枝骨にテーマが絡み合い結ばれカチっとはまる感じが好き