まにわに さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
魔王の倉庫番
テーマがよい。
一番よかったのは、偉人の生誕○年でキリのよい数字を出されても、才能を発揮するのはもっと後のことだから、何時でもよい誰でもよいような釈然としないものがあるが、この問題をうまく回避しているところ。
4話まで: {netabare}テーマがSF的。
2-1が4-2は細胞分裂が減数分裂、の面持ちで見た。
よかった点:どちらでもあるにならないよう、当初からどちらかになるようにしていたこと。元々2人だったことにするため、分かれた直後に戻る必要があること。
不満点:月と太陽を逆転させるようなものと言いたげだが、そのための条件が反発することなのが必ずしも結び付いていないこと。
あとは、元に戻る主体がなく、基本成り立っていないが、そこは諸々別のものに置き換えながら、自動で戻るなら組み合わせが2パターンあるのを、主体を当人に残すようにして、うまく処理されていたように思う。{/netabare}
11話まで: {netabare}ワンフォーオールvsオールフォーワンになるのかと思ったら、あっさりスカされた。
かつての勇者の戦い方を見ると、負けてセーブポイントまで戻りリセットを繰り返すかのような。これに対して今の勇者たちの戦い方は、ソシャゲでイベントのボスを累積ダメージで倒すみたいな。
だとすると5~8話は、銃社会で日本刀愛好家がどれだけいるのかぐらいに見ていたが、古いゲームというほうが合っていそう。
ならば、1~4話は、PSか任天堂かみたいなことか? 2000年前、というか2000年頃のことだとすると、魔王はまんまセガサターンということになる。
根源=アカウントなら、昔だとセーブデータといったところ。根源爆発のように、ファミコンを蹴ってフリーズしたとか、復活の呪文を忘れたとかやっているようでは、魔王に敵うわけがない。{/netabare}
最終話: {netabare}スクエニ(2003-)とセガ?
クリアしないままのゲームが増え、エンディングのないゲームに馴らされていたことを反省させられた。{/netabare}