「ラブライブ!The School Idol Movie(アニメ映画)」

総合得点
73.2
感想・評価
698
棚に入れた
3560
ランキング
1040
★★★★★ 4.1 (698)
物語
3.8
作画
4.2
声優
4.0
音楽
4.3
キャラ
4.2

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ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最後のミュージックスタート

開始直後は大きな水溜まりを子供の穂乃果が飛びこえようとするシーンからスタートします。
彼女の様子を見るに何度も挑戦して、それでも飛び越せない感じでした。
それでも、諦めない穂乃果。

そして舞台はアメリカへ!
彼女達はラブライブ!を世界へ広める為に優勝者であるμ'sにステージをしてほしいとの依頼でアメリカへ向かいます。
空港でのメンバー紹介はかなり良かったです。
5シングルのPVに出ていた、ことりちゃんのお気に入り枕も登場しました。
こうしたファンサービスをしっかり組み込んでくれるのも嬉しいですね。

さて、劇場版でも、穂乃果がホテルの場所を書き間違えて海未ちゃん達のタクシーだけ別の場所へ向かう、穂乃果ちゃん電車を乗り間違える、トランプの海未ちゃんの顔芸、にこちゃんのシューズを投げて電線に絡まされる、などのクスッと笑ってしまいそうになる場面などもしっかり描かれています。

中でも、ランニングをするシーンは凄く印象的で、希ちゃんの英語の発音なども凄く上手でしたね^ ^
そして、ライブも大成功で日本に帰るとμ'sは大人気グループアイドルになっていました。

ただ、μ'sは卒業で解散すると決めて3年生が学生で居られるまでと決めていたのに、人気が出過ぎた為に次のライブを期待されたり、理事長からも解散しないで欲しいとの要望があり悩みます。

ここで、穂乃果がアメリカに居た頃に1人の女性シンガーのお姉さんが出ます。
彼女は作中でもエンドロールでも名前が出てきません。
彼女は誰なのか?

私が当時考えた彼女の正体を書いてみたいと思います。
作中の話しによると…

1つ目 彼女は昔沢山の仲間と音楽をしていた。

2つ目 大きなシャンデリアのあるホテルを一発でいい当てる。

3つ目彼女を認識できる人物と認識出来ない人物がいる。

4つ目マイクを忘れてくる。

穂乃果が悩んだ時や困った事があると現れる…もしかしたら、未来の大人になった穂乃果ちゃん?ってのが私の意見でした。

彼女は昔沢山の仲間と音楽をしていた。
それがμ's

ホテルの場所を1発で言い当てた。
大きいシャンデリアのホテルなんていくつもあると思いますが、それを言い当てたと言う事は…過去に自分が止まったホテルだから

認識出来る人と出来ない人がいる。
彼女は路上で歌を歌い沢山の人から拍手を貰っていました。
ですが、穂乃果ちゃんとホテル前まで行くとμ'sメンバーがホテルの前で心配して待っていました。

先程まで居た穂乃果ちゃんの隣に彼女の姿はなくμ'sメンバーは誰も居なかったといいます。
つまり穂乃果ちゃん以外のメンバーは認識出来なかった。
更に、日本にて穂乃果ちゃんの前だけに現れ穂乃果ちゃんが自宅に招こうとしたのに自宅前で引き返すと言い始めた。

これは高坂家の家族には認識出来なかったから?
それとも、娘だとしたら娘だとバレてしまう?
つまり穂乃果ちゃんに近しい人間は誰一人として彼女の存在をしらない。

そして、アメリカで穂乃果ちゃんを贈る途中マイクを忘れて来たと言いながら実は持っている穂乃果ちゃんに似た一面もある。

後、前髪の雰囲気、目の色、髪の色が穂乃果ちゃんと殆ど同じです。
そして、彼女も過去にグループを解散させるか続けるか悩んでいた…つまり今の穂乃果と同じ経験持ち。

友達に説明したら違うでしょと否定されてしまったが…今でもこの説が一番自分の中でしっくりきますw

で、このレビューを書きながら別の説も考えてみました。
もしかしたら、女神様?
μ'sは歌の女神から来てるから、そうした女神様が悩んだ彼女の前に現れた?

皆さんはどう考えるでしょうか?
でも、これは答えがないのかもしれません。
視聴者それぞれが答えをだす…皆んなで叶える物語だからです。

話しを戻します。
改めて解散か継続かに答えをだします。
それは…解散…
私は1番印象に残っている言葉があります。
絢瀬絵里の「私達はスクールアイドルである事にこだわりたい」と言うセリフです。
私としてはアニメも終わるし寂しかったけど、このセリフには納得したし、ファンを納得させる事が出来るセリフだとおもうからです。

そして、彼女達は最後に凄いライブをしようと企画します。
それは、全国のスクールアイドルを集めたライブ…華やかで豪華なライブ…でも、それは解散を皆んなに打ち明ける事になります。

しかしライブは大成功で素敵なライブに仕上がりました。
で、ここが一番切なかったのは…全員で夕焼けをバックに記念撮影…ゆっくりした曲に流れる静止画μ'sメンバー…あぁ〜終わるんだなぁ〜切ないなぁ〜と感じます。
今でも本当に何度みても同じ感想です。

ラブライブ!1期のレビューにも、ことりちゃんの泣き顔につられて泣くと書きましたが、この作品は本当にそうした雰囲気を出すのが上手いです。
よく作られています。

そして、冒頭の水溜りのシーンで最後は穂乃果ちゃんは諦めないでチャレンジし最後は飛び越えます。
これって、μ'sそのものだと思うんです。

1人でも諦めずに練習してらいた穂乃果
観客0のライブ
諦めずに頑張ったメンバー集め。
生徒会から部活を認められなかった日々
体調を崩してダメにした学祭ライブ
取り消した、ラブライブ出場
地区最強のアライズへの挑戦
雪で遅れそうな最終予選ライブ

などなど沢山ありました。
何処かで諦めたら絶対に叶ってなかった事。
挑戦する事の大切さ。

私がラブライブ!が凄く好きなのは、ストーリーやキャラの良さはもちろん、学ぶ事も出来た作品だからです。

劇場版の最後は本当の最後のライブ。
9人の名前を歌詞に入れた9人の曲。
本当に素敵な作品です♪

最後に、劇場版では作中の途中にミュージカルの様に突然ライブが始まる描写がありそれも素敵な演出でした。
一緒に見に行った友達もお気に入りだと当時言っていました。

投稿 : 2020/07/28
閲覧 : 246
サンキュー:

12

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