剣道部 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ドラマにできる、セミジブリ作品
[文量→小盛り・内容→感想系]
【総括】
古代中国の王朝、後宮を舞台にしたアニメ。放送は1990年と古いが、時代なりに作画は悪くない。
原作は日本ファンタジーノベル大賞最初の受賞作であり、アニメ制作は、スタジオジブリ作品の制作に関わっている、または後に関わることになるアニメーターが多数参加している。
主人公は、「三色昼寝付き」に魅力を感じ、皇帝の后候補となる、平民の娘。美人ではないが勝ち気な性格でバイタリティ溢れる少女。
という感じで、ストーリーは予想できるのではないだろうか? なんか、ひと昔前の韓流ドラマみたいな感じでやれる気がしました(とか言いつつ、一作もまともに観たことないけど)w
《以下ネタバレ》
【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
銀河のキャラは良かったと思う。ジブリっぽいヒロインだな~と思いました。この「銀河の成長物語」として観ると、なかなか良くできていたと思います。
前半は、やや退屈な時間が続きますが、後宮内の人間関係が複雑になってからは楽しく観られました。
賛否分かれるところとして、尺の問題がありますね。やはり、コリューンとタミューンの死までをしっかり魅せたいのであれば、せめて120分、いや、1クールかけて丁寧に表現すべきストーリーでしょう。
たった一度の逢瀬でできた子供が、後の皇帝になるとか、どこの銀河帝国かなとは思うけど、まあ、定番ながら良き展開。
やっぱり、実写のドラマでキッチリやった方がウケそうな作風ではありますね。
{/netabare}