tomledoru さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
うる星やつら映画版のおまけに近い作風
10周年記念の映画版。
これといって複雑な要素はなく
素直に見れる映画です。
鍵は何と言っても「ホレ薬」にあって
あたるは宇宙一の煩悩の持ち主ということで
(宇宙一の煩悩の持ち主にしか手に入れられない)
ホレ薬を辺境の星へ取りに行かされます。
ホレ薬を逆手に取ったラムはあたるに飲ませますが
目の前に来たのはルピカでした。
ラムとルピカのホレ薬の奪い合いに
お決まりの戦闘シーンと
うる星やつららしさは感じますが
奇妙な世界観や唐突な展開はありません。
あたるは,ラムの尽力で元の人格に戻り,
ルピカは豆腐屋と結ばれます。
あえて無理な脚本を用意しなかった
のは意図的でしょうが
うる星やつらシリーズ最後?を
締めくくる映画としては物足りなさを
感じます。
ファンなら一度見ておくといいという
程度の出来栄えです。
人は映画の中のようにもし「ホレ薬」
があったら手に入れたいと願うものでしょうか。
という感想です。