みかづき さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
《殺意》が "きれい" "ふつう"に感じる それが「空の境界」
異作中の異作 「空の境界」 の空は " から "と読む
知るまでは
"そら" とか "くう" と私は勝手に読んでいて
タイトルから 作品は 世界・空間的な境界を
揶揄してるとおもってた(゜o゜;
空の境界 作品全体の感想になります
なんせ 10年以上前にみまして レビュー(^_^.)
テレビ嫌いで( ;∀;)アニメは好きだけど そんなに観ない私が
アニメが趣味となり! しばらく イラスト描いたり
フィギュア集めたり きっかけとなった
永久不滅系の代表の代表 トップ作品の1つです
空の境界は なんか とても きれい。。。
人間に・・自分に 《殺意》
なんだろ? そういうものが
自分に(私に)、 本来、 本能的に、
自分が自分に どんなに こんな人間だ とおもっても
自分に 人間誰もに《備わっているもの》 だと。
そう感じさせた・・ 唯一? の作品のような・・
それって すごいコトだとおもうんです
それでいて
《殺意》 が
「ふつうなこと」で 汚いこと と一色には言えなく
「きれい」なんですよね。。
===== ▲ここまで 空の境界 全体 ======
この『痛覚残留』は
痛覚などの感覚がない という恵まれない
とりわけ非力な若い女性を
複数人で思うがままに陵辱する 壊す 玩具のように
いや 玩具の扱い方は ひとそれぞれですね
この回は 特に酷い
でもそれも 人間の 世界 社会で 現実にいる ある
一面であることを 観るひとは
示唆されるのではないでしょうか?
誰だって みたくないこと あるけれど
みないようにしてる って あるよね
私はある
この物語の終わりも 救いがなく 悲しい 辛い そして
なくなった痛覚が あぁ、、、と感じられる という
痛み、悲しみ、世界への憎しみ、辛さ
言葉では表せないほどの 憤り
俺ツエー 萌 万事解決 帳尻あわせ ハッピーエンド
とは対極のテーマが くっきり あったように記憶してます
観たの 10年以上前なのにね
うん・・・ 空の境界は 硬派なんだよ
完全硬派の前には 軟派など 無意味! 無意味ィィィ!
もどるけど この虚しさ 切なさ 儚さ 不平等が
最終章 未来福音 で語られ 紡がれてゆく
たぶん