まつまつ さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
こんなに可愛い娘なら過保護にもなる
自分の中で時間があったら観てみよう的な位置付けであったが、予想外に良い作品だった。
描く仕事と隠し事を掛けたタイトルはなかなか面白い。
さよなら絶望先生の作者なので名前とかここら辺のセンスは流石だと感じた。
また、漫画業界のあるあるネタが多いのも面白い。
下ネタ満載のギャグマンガ家が自分の娘にこの事実を知られては行けないとあらゆる手を使い隠し通そうとする話。
父親は恐ろしくネガティブで自意識過剰で過保護、そして地味にモテる。
娘の姫はとにかく父親思いの良い子。
こんな娘なら父親は心配で過保護にもなってしまうという位可愛らしい。
学校の友達から母親や父親の仕事について聞かれると心を無にしてしまったり、父親に余計な心配をさせないように気を遣ったりと幼いながらに色々考えている。
心がほっこりと温かくなるようなコメディーなのだが、毎話後半にシリアス展開になるフラグを持って来る。
案の定最終回はシリアス展開だったが、最後にはハッピーエンドでちょっと泣ける。最終話がちょっと急ぎ足な感じだったのでもう一話やってくれたら良かった。
OP曲とED曲も作品にマッチしていて良かった。
主人公後藤可久士のCVが神谷浩史なのだが、この手の雰囲気は阿良々木暦や糸色望とかと被って他作品のキャラとほぼ同一に見えてしまう。